「地域通貨」の版間の差分

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:米国の弁護士エドガー・カーンが創始。米国の貧民層などの相互扶助の手段として普及。地域への奉仕活動を取引対象とするため、その精算単位として非常に単純な時間を利用している。[[イギリス]]・[[イタリア]]や[[スペイン]]などでは時間銀行の名称が使われている。
:日本では愛媛県[[関前村]]の「だんだん」が同様の事例として有名。また、タイムダラーとは直接の関係はないが、[[さわやか福祉財団]]の「ふれあい切符」や[[ボランティア労力銀行]]などの試みもシステム的には同じであるといえる。なお、イタリアでもバンカ・デル・テンポ({{lang-it-short|banca del tempo}})という名称で同システムの運動が広まり、[[台湾]]では弘道老人福利基金会という福祉団体が、日本のふれあい切符を導入している([http://www.hondao.org.tw/japan/index_2.htm 関連情報](日本語))。
;[[ノートゲルト]]
:[[第一次世界大戦]]中から1923年頃まで[[ドイツ]]で用いられた地域通貨。自治体や銀行、私工業にも発行権が与えられた。供給不足の中央銀行通貨を補完する役割も果たしていた。
;WIR銀行
:スイスで中小企業向けの協同組合として運営されている銀行。中小企業同士の取引のための精算道具としてWIRを、スイスフランと等価のものとして融資している。
;[[パルマス銀行<ref>http://www.bancopalmas.org.br/</ref>]]
:[[ブラジル]]・[[フォルタレザ]]市の[[スラム街]]に存在する銀行。地域通貨建てで[[マイクロクレジット]]を行い、これまでに1000名以上に雇用を創出している。
;[[大東島紙幣]]
:大東島で流通していた紙幣。かつて所有し実質的に統治した玉置商会(大日本製糖)が私的な紙幣を発行した。「大東島紙幣」とも「南北大東島通用引換券」とも呼ばれるが、本来は砂糖手形であったものが島の流通貨幣となったものである。別名を玉置紙幣ともいう。戦後、米軍軍政下で、係争になり、その結果、農民は土地を得た。
{{See|大東島紙幣}}
 
== 流通性について ==