「液体酸素」の版間の差分

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: 旧ソ連が開発し、配備した世界最初の[[大陸間弾道弾]](ICBM)である[[R-7 (ロケット)|R-7(SS-6 Sapwood)]]は、燃料としてケロシンと液体酸素を用いたRD-108エンジンとRD-107ストラップオンブースターを備えていた。R-7は人工衛星打ち上げロケット[[ボストーク (ロケット)|ボストーク]]に転用され、歴史に残る輝かしい業績を上げた。その後改良を加えつつ現在も[[ソユーズ]]のエンジンとして運用されている。
; レッドストーン
: [[PGM-11 (ミサイル)|SSM-A-14/PGM-11 レッドストーン]]は、[[ヴェルナー・フォン・ブラウン|フォン・ブラウン]]が[[アメリカ合衆国|アメリカ]]で最初に作り上げたロケットで、[[アメリカ軍|米軍]]に最初に配備された弾道ミサイルとなった。A4の流れを汲むA-7エンジンは燃料として水・エタノール混合物と液体酸素を用いた。
; アトラス
: アメリカで最初に配備されたICBMである[[アトラス (ミサイル)|SM-65/CGM-16/HGM-16 アトラス]]は、燃料としてケロシンと液体酸素を用いるXLR-105-5エンジンに二本のLR-101-NA7ブースターエンジンが取り付けられていた。
<!--「旧日本海軍の[[酸素魚雷]]にも使用された。」九三式酸素魚雷で使用されていたのは気室に圧搾充填された酸素であって、それは気体であります。なのでこの部分コメント化-->
また現在でも、アメリカの[[スペースシャトル]]やロシアの[[ソユーズ]]、日本の[[H-IIロケット]]などに広く使われている。一般には推進剤に[[ケロシン]]か[[液体水素]]が使われる。
 
=== 爆薬 ===
;[[液体酸素爆薬]]
:液体酸素と炭素粉末を混合して作られた代用爆薬の一種で現在では使用されていない。
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*[[液体水素]]
*[[液体窒素]]
 
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[[Category:酸素]]
[[Category:液化ガス]]