「趙周」の版間の差分

伯魯の後を継いだ後、[[紀元前463年]]に無恤が[[代 (春秋)|代]]を滅ぼすと、趙周は叔父の無恤から[[代郡|その地]]を与えられた。これは無恤が伯魯から嫡子の座を譲り受けた大恩に報いる為と、温厚な趙周に代の地を任せる事で人心の安定を図る為ためであるった。趙周は無恤の期待に見事に応え、代の安定化に成功し、以後'''代君'''とも呼ばれるようになるった。

その後、[[紀元前454年]]に起きた晋陽の戦いでは、子息の趙浣と共に代の兵を率いて無恤の救援に駆けつけ、[[智瑶]]（智襄子）を敗死させる一助を担う活躍を見せる。これらの事で無恤は、次代の趙氏の当主の座を趙周に任せて、伯魯の大恩に更に報いようとしたが、趙周も無恤に先立って病没してしまうった。その後は趙浣が代君の後を継いだ。

死後、「'''成'''」を諡され、'''成君'''と呼ばれるた。