「フィーチャーフォン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
→‎概要: 句読点を使いすぎて読みにくいし、「ガラケーと呼ばれることが多い」にしておけば十分でしょう
編集の要約なし
30行目:
[[2004年]]、[[2005年]]に、日本でもスマートフォンが販売され始めたが、当時は依然としてフィーチャー・フォンが主力であった。しかし、[[2008年]]7月に、現在の[[ソフトバンク]]により[[iPhone 3G]]が発売されてからは国内でもスマートフォンに対する関心が高まり、各キャリアがAndroid搭載のスマートフォンを投入した2010年からはフィーチャー・フォンからスマートフォンへの需要のシフトが鮮明になった。市場調査会社の[[MM総研]]による2010年度の国内携帯電話出荷台数推計では、スマートフォンの[[シェア]]は22.7%であったが<ref>{{Cite web|url=http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120110510500|title=2010年度通期国内携帯電話端末出荷概況|work=(株)MM総研 [ 東京・港 ] |date=2011-05-11|accessdate=2011-09-27}}</ref>、その翌年度には56.6%に達した<ref>{{Cite web|url=http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120120509500|title=2011年度通期国内携帯電話端末出荷概況|work=(株)MM総研 [ 東京・港 ] |date=2012-05-09|accessdate=2016-05-23}}</ref>。その後もシェアは拡大し、2015年度には79.7%となっている<ref>{{Cite web|url=http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120160512500|title=2015年度通期国内携帯電話端末出荷概況|work=(株)MM総研 [ 東京・港 ] |date=2016-05-12|accessdate=2016-05-23}}</ref>。
 
ただし、フィーチャー・フォンは月額980円から所持できるのに対し、スマートフォンは高額な通信料がかかるほか、[[2014年]]から[[NTTドコモ]]や[[ソフトバンクモバイル]](現・ソフトバンク)<ref>[[KDDI]]・[[沖縄セルラー電話]][[連合]](各[[au (通信)|au]])では通話料定額と、従来の従量制との選択が可能</ref>では、月額2700円の通話料定額プランへの加入が強制となった。そのため、通信料の少ないユーザーや通話料定額プランを必要としないユーザーが、[[MVNO]]を利用したスマートフォン端末と、通話用にフィーチャー・フォンを併用するなどで見直される動きがある。とりわけ通話の多いユーザーの場合、フィーチャー・フォンのネット機能を解約してMVNOを差額(=MVNOはデータ通信料が安いが通話料は高い傾向にある)で利用する事で、「通話は大手キャリアのガラケー、ネットはMVNOのスマホ」と「いいとこ取り」をするケースがその典型といえる。またこの「2台持ち」の背景として考えられる別の要因として、以下のようにスマホの普及に伴うフィーチャー・フォン向けのwebサービい'''周囲にマホ終了所持を強制される状況'''相次いで発生している<ref>ことがある。
*コミュニケーション手段の変遷。(スマホ向けコミュニケーションアプリの普及など)
*相次ぐフィーチャー・フォン向けのwebサービスの終了。<ref>
2016年1月4日以前にフィーチャーフォン向けのサービスを終了した、あるいは終了が予告されているWebサービスの例
*[[Yahoo!メール]]:[http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140226/539678/?rt=nocnt ヤフー、ガラケー向け「Yahoo!メール」終了へ([[日経BP社|ITPro by 日経コンピュータ]])]
36 ⟶ 38行目:
*[[コスプレイヤーズアーカイブ]]:[http://www.cosp.jp/info.aspx?id=1532#info1532 モバイル版アーカイブサービス終了のお知らせ (2015年11月14日)]
また、[[カービュー|みんカラ]]では[http://minkara.carview.co.jp/userid/194136/blog/36737822/ セキュリティの関係で、一部(auに至ってはわずか6機種)を除くガラケーでのサービス利用に影響があると発表]するなど、サービス終了とはいかないまでも影響がみられる事案も発生している。
</ref>ことがある。
*イベント参加など、ある一定の行動においてスマホアプリの利用が必須条件となる。<ref>例えば[[ミニ四駆]]の[[タミヤ]]公式レース参加においては専用アプリ「[http://www.tamiya.com/japan/cms/newstopics/4160-tamiyapassport.html TAMIYA PASSPORT]」を利用した事前登録が必須となっている。またレース会場での受け付けにおいてもアプリが使用される。つまり、'''スマホを持っていないとタミヤ公式戦に参加できない'''のである。(当初はスマホのない人向けにPC向け登録フォームもあったようだが、2017.05.04現在リンク切れになっている。)</ref>
 
また、PCを所有しているユーザーがインターネットブラウジングの操作性で劣る事から一度持ったスマートフォンを手放したり、多機能性よりも一回の充電での稼働時間の長さを重要視する場合、費用を抑えたい企業による大口契約など、様々な理由でフィーチャー・フォンは今なお根強い支持がある<ref>{{cite web|url=http://president.jp/articles/-/8707|title=シェア60% -ガラケー、バカにされても根強い人気|work=President Online|date=2013-02-27|accessdate=2013-06-29}}</ref>。このため大手キャリアもスマートフォンをデータ通信重視、フィーチャーフォンを通話重視として料金面で棲み分けを図った販売形式に移行しつつある。