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'''サナト・クマーラ'''、サナートクマラ、サナット・クマラ、サナト・クマラ(Sanat Kumāra)は、[[ヒンドゥー教]]の神話・説話に登場する賢人にして、[[ブラフマー]]の精神から生まれた四人のクマーラ([[チャトゥルサナ]])の一人である。
近代[[神智学]]では、1850万年前に金星から、地球のロゴス(地球の創造主、神)の、物質界における代理人としてやってきた霊的指導者[[マハートマー|マハトマ]]であるとされる。
== ヒンドゥー教とジャイナ教におけるサナト・クマーラ ==
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== 近代神智学 ==
{{神智学}}{{出典の明記|date=2017年5月|section=1}}
サナト・クマーラ(以下、近代神智学の記述に従い、サナット・クマラとする)は、近代[[神智学]]提唱者である[[ヘレナ・P・ブラヴァツキー]]が言及し、炎の主方に属するとしたが、その説明は簡素であり<ref>Blavatsky, Helena Petrovna ''The Secret Doctrine: The Synthesis of Science, Religion, and Philosophy''- Theosophical Publishing House, 1888. Volume II pp 243 ff</ref>、後に、
*サナット・クマラは、地球の惑星ロゴス(地球の創造主、神)の、物質界における反映の任を司るために、1850万年前に金星からやって来たとされる。サナット・クマラは、当時から現在までも、[[エーテル体]]を纏っている。
*サナット・クマラは、104人のクマラ方と共に地球に到来した。クマラ方は、炎の天主方などとも呼ばれる。105人のクマラ方の内、現在では4人だけが地球に留まっている。即ち、サナット・クマラと、「[[活動の仏陀]] (プラチエカ仏陀)」などと呼ばれるクマラ方の3人とである。
*サナット・クマラは、[[グレート・ホワイト・ブラザーフッド]]を創設し、そのリーダーである。[[モンゴル]]の[[ゴビ砂漠]]上空の、エーテル界の上位亜界に、地球のエネルギー・センター(中心)、人間における頭頂[[チャクラ]]に相応する「[[シャンバラ]]」を発生させ、本拠地としてそこに住む。
*サナット・クマラが地球にやって来た当時
*サナット・クマラは炎の主方と共に、人間としての進化の道にいる魂を、人間として[[転生]]させるために、動物人間であった地上人類の[[進化論|進化]]を促進したとされる。これにより、地上人類は本当の意味で人間となった
*サナット・クマラは、第3段階以上のイニシエーションを司る。第2段階までは、[[マイトレーヤ (神智学)|マイトレーヤ]]が司る。
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