「ファイアーエムブレム 覚醒」の版間の差分

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== 概要 ==
[[File:Fire Emblem logo.svg|thumb|250pxright|left250px|日本国外版におけるタイトルロゴ。日本版では[[片仮名]]表記で同じように一文字目が大きい。本作以降の『[[ファイアーエムブレムif|if]]』『[[ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王|Echoes]]』『[[ファイアーエムブレム ヒーローズ|ヒーローズ]]』などにも継承された。]]
『[[ファイアーエムブレム]]』シリーズの第13作目で、第10作目『[[ファイアーエムブレム 暁の女神|暁の女神]]』以来約5年ぶりとなる完全新作であり、[[ニンテンドー3DS]]で発売された初の作品でもある。[[#キャラクター|キャラクター]]デザインは[[コザキユースケ]]が担当。ストーリーに[[タイムトラベル]]を含む[[サイエンス・フィクション|SF]]的要素が存在するのも特徴。
 
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リリース後には[[カプコン]]の[[Wii U]]専用ソフト『[[モンスターハンター フロンティア オンライン|モンスターハンター フロンティアG]]』との[[コラボレーション]]が行われ、「[[#クロム自警団|クロム]]」と「[[#絶望の未来|ルキナ]]」の2人が装備品によって再現されるという[[スター・システム (小説・アニメ・漫画)|スター・システム]]的な要素で出演している<ref>「[http://www.4gamer.net/games/227/G022775/20131206038/ Wii U版「モンスターハンター フロンティアG」と「ファイアーエムブレム 覚醒」のコラボが決定。クロムとルキナを模した武具が登場 - 4Gamer.net]」 4Gamer.net、2013年12月6日</ref>。
<br style="clear:both;"/>
 
== ゲーム内容 ==
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: 声:[[細谷佳正]]、[[大川透]]、[[沢城みゆき]]
: 【世代:親 / 初期兵種:戦術師 / 軍の中で一番:謎が多い / 誕生日:任意 / 髪色:任意(全20色) / 称号:聖王の軍師】
: プレイヤーの分身となるユニットかつ当作のもう一人の主人公。'''ルフレ'''はデフォルト名。日本国外では北米・豪州や欧州の英・伊版などが'''[[アバター|Avatar]]<!-- Youとも --> / Robin (アバター / ロビン)'''、欧州の独・仏・西版などが'''Avatar / Daraen'''<ref group="注釈">Avatarの前に置かれる 「あなた」 などを意味する単語は[[公用語]]毎で異なり、[[イギリス英語]]や[[オーストラリア英語]]では'''Your'''、伊語では'''il tuo'''、独語では'''Dein'''、仏語では'''votre'''、西語では'''Tu'''、などと表記される。</ref>。
: 名前・性別・容姿・口調(一人称)などをプレイヤーが自由に設定でき、声優は「僕1、俺1」が細谷、「俺2」が大川、「僕2」「私1、2」「あたし1、2」が沢城で、無口にするとテキスト表記のみ(台詞も「……!?」などの[[約物]]だけで表現)となる。支援会話も性別によって内容が変化する。
: 一部の専用職(性別の関係でなれない職種)を除くほとんどのクラスにチェンジ可能な上に、支援会話自体が不可能なキャラクターを除くすべてのキャラクターと支援関係を結ぶことができる。子世代とも結婚可能であり、マイユニットとしか結婚できないキャラクターも存在する。
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: 声:[[阿澄佳奈]]
: 【世代:親 / 初期兵種:シスター / 軍の中で一番:よく飛び跳ねている / 誕生日:3月6日 / 髪色:[[アイボリー]] / 称号:飛び跳ねシスター】
: クロムとエメリナの妹で、イーリス聖王国の王女。日本国外版でのは'''Lissa'''<!-- (リッサ) -->。
: 兄の率いる自警団に所属しており、最近までは戦闘に参加できない見習いであったが、みんなの力になりたいとの一心で猛特訓をし、ようやく実戦参加が許された。
: イタズラ好きでワガママだが根は優しく、自他ともに認める王族らしかぬ庶民的な言動の持ち主で、誰に対しても壁を作らない。家事も自分で出来るようになりたいと思って練習しているが、料理も裁縫も苦手。
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: 声:[[大原桃子]]
: 【世代:親 / 初期兵種:ソシアルナイト(カラーは[[赤]]) / 軍の中で一番:料理が下手くそ / 誕生日:12月5日 / 髪色:[[小豆色]] / 称号:紅の騎士】
: 自警団の一員。シリーズ伝統の「赤と緑の騎士」の赤の騎士にあたるキャラクターで、史上初の女性でもある。日本国外版でのは'''Sully'''<!-- (サリー) -->。
: 元々は騎士の家に生まれたが、家名の力ではなく自らの手で騎士となるべく、クロム自警団に入団した。武芸を尊び、勇猛で男勝りな性格で、自分を女性として扱い手加減されることを何よりも嫌う。自警団見習いの頃はフレデリクに剣と槍を学んでおり、曰く「通過儀礼」の最初の手合せの時にボコボコにされたらしい。
: 一部を除いて<!-- スミアとの支援会話Cでの「私」 -->一人称に「[[ボク少女|ボク]]」を用いるなどボーイッシュな言動をし、そこら辺の男より恰好良いとイーリスには女性ファンが多数存在し、大量に来るファンレターの処理が悩みになる程である。クロムとは幼馴染みで、クロムを相手に引けを取らない程の戦闘能力を持つ。かつて英雄王マルスに仕えた「猛牛」の異名<ref group="注釈">『暗黒竜』における赤の騎士、カインの異名。緑の騎士アベルの異名である「黒豹」についても言及される。</ref>を持つ騎士に憧れている。イーリス騎士団に所属していた2人の兄がいたが、賊に襲われた村を救いに行った際に死亡しており、兄たちの一人称を絆の証として受け継ぎ使用している。
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: 声:[[新垣樽助]]
:【世代:親 / 初期兵種:ソシアルナイト(カラーは[[緑]]) / 軍の中で一番:食い意地がある / 誕生日:6月16日 / 髪色:[[カーキ色]] / 称号:碧の騎士】
: 自警団の一員で、シリーズ伝統の「赤と緑の騎士」の緑の騎士にあたるキャラクター。日本国外版でのは'''Stahl'''<!-- (スタール) -->。
: 特徴はいつもついてしまう寝癖。性格は気配り上手で人が良く、自警団の中では数少ない常識人と評されている。しかし慌てていると失敗も多い。食べることも大好きだが、食べ過ぎからなのか体質でなりやすいのかは不明だが、よく腹痛を起こしている。
: 隠れた努力家でもあり、ティアモとの支援会話では全くの楽器の素人だったにも関わらず、短期間で追いつくほどの腕前になっている。
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: 声:[[坂巻学]]
: 【世代:親 / 初期兵種:アーマーナイト(カラーは[[銀色]]×[[山吹色]]) / 軍の中で一番:座高が高い / 誕生日:6月24日 / 髪色:[[黒]] / 称号:忘れられた重騎士】
: 自警団の一員。日本国外版でのは'''Kellam'''<!-- (ケラム) -->。
: 体格的に全ユニット中最大サイズを誇る重装歩兵かつ人間の[[盾]]とでもいうべき兵種ゆえに存在感がありそうなものだが、カラムの行動が[[幽霊]]の仕業扱いされるなど異常なまでに影が薄く、仲間からも気付かれることは滅多にない。しかし戦闘になると激情にかられやすく、平常心を保てなくなるため存在が把握できるようになる。その原因は、5人の男兄弟の中で育つ内に兄弟での取り合いを嫌って自ら主張しないようにし続けた結果によるもので、現在ではそんな自分をちょっと気に入っている。
: 自警団に馴染めるようになったのはクロムが声をかけてくれたことがきっかけで、そのため仲間達の輪から外れている者を見ると何かと気にかける。
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: 声:[[五十嵐裕美]]
: 【世代:親 / 初期兵種:トルバドール / 軍の中で一番:寝相が悪い / 誕生日:4月14日 / 髪色:[[クリーム色]] / 称号:罵詈雑言の令嬢】
: 自警団の一員で、イーリス聖王国屈指の名門貴族テミス伯の娘。日本国外版でのは'''Maribelle'''<!-- (マリベル) -->。
: 一人称は「わたくし(私)」。常に持ち歩いている[[傘#日傘|日傘]]がトレードマーク。
: プライドが高く高飛車で人見知りが激しい性格で、自警団に入団する以前は同年代の友達もおらず社交界で常に孤立していた。そんな中、リズだけが周囲の陰口を気にせずに自分と友達になりたいと歩み寄ってくれたため、リズに心を開き、彼女の後を追うように自警団に入団した。そして親友のリズを何よりも大切に思っている。
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: 声:[[増田ゆき]]
: 【世代:親 / 初期兵種:魔道士 / 軍の中で一番:動物に好かれる / 誕生日:5月23日 / 髪色:[[小豆色]] / 称号:小さな魔道士】
: 自警団の最年少でマスコット的存在。日本国外版でのは'''Ricken'''<!-- (リッケン) -->。
: 言動も幼いが、本人は子供扱いに不満を感じており、早く大人になりたいと思っている。当初はまだ訓練生で戦闘には参加していなかったが、ペレジアに捕まったマリアベルを助けるために国境へ向かったクロムたちに内緒で付いていき、インバースの隙をついてマリアベルを救出したことがきっかけで、正式に戦闘に参加するようになった。
: かつてはマリアベルの実家と並ぶほどの名門貴族の出だったが、没落してからは貴族街の子供たちからいじめを受けるようになった。クロムとはそんな頃に出会ったものの当初はなかなか信用できなかったが、森でいじめっ子たちと共に獣に襲われそうになったところをクロムに救われ、他の獣との戦いで傷つきながらも自分たちを必死で守ろうとしたクロムを見て憧れるようになる。それ以来彼を兄のように慕って懐いており、いつかクロムの側近になりたいと思っている。
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: 声:[[岡村明美]]
: 【世代:- / 初期兵種:賢者 / 軍の中で一番:打たれ強い / 誕生日:12月23日 / 髪色:[[アイボリー]] / 称号:優しき少女】
: イーリスを統治する聖王で、クロムとリズの姉。日本国外版でのは'''Emmeryn'''<!-- (エメリン) -->。
: 額に聖痕を持つ。心優しく、誰よりも平和を愛している。物語開始の15年前に父王が急逝し、10歳に満たずに即位する。先王がギムレーを崇拝するペレジア相手に起こした「聖戦」で、犠牲を強いられた民から怒りと憎しみを受けることとなったが、家族の前以外では弱音を吐かず常に民の前に出て平和を説き続け、現在では自国の領民のみならず他国の将軍にすら尊敬されるほどの信頼を得ている。
: 後に秘宝である「炎の台座」を狙ったファウダーたちギムレー教団に命を狙われるが、未来から来たルキナによって暗殺を逃れた。しかし、その後ギャンレル率いるペレジア軍の侵略に遭い拉致され、「炎の台座」を持つクロムをおびき出すための罠として公開処刑されることになる。クロムたちが救出しようとするも、インバースが召喚した屍兵に阻まれ作戦は失敗。「炎の台座」と自分の命を天秤にかけられたクロムを助けるため、そして民を守るため、ペレジアの人々に平和について説き聞かせた直後、自己犠牲の道を選び身を投げた。これにはペレジアの者ですら心を突き動かされ、戦争終結を早めることとなった。
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: 声:[[岡田栄美]]
: 【世代:親 / 初期兵種:ペガサスナイト(カラーは[[白金|銀白色]]×[[赤#光源色としての赤|ダークレッド]]) / 軍の中で一番:ため息が多い / 誕生日:7月7日 / 髪色:ダークレッド / 称号:若き天才騎士】
: イーリス天馬騎士団の一員。日本国外版でのは'''Cordelia'''<!-- (コーデリア) -->。
: スミアとは幼なじみで、ドジな彼女と違い天才肌。騎士団では最年少だったがフィレインには後継者として期待されていた。
: 才色兼備でもあるため周りからの期待や嫉妬が大きく、そのせいで人知れず悩みを多く抱え、先輩達とは距離を置いていた。しかし、ペレジア軍がエメリナ不在中のイーリス城へと攻め入った時、エメリナ達に敵襲を伝えるようにと先輩達によって逃がされ、その別れの際に今までのやっかみは新人に対する洗礼であったことが発覚し、もっと仲良くしたかったと後悔した。クロムたちと合流した後もフィレインの命令でクロムたちに同行しており、結果的に天馬騎士団唯一の生き残りとなる。
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; フィレイン
: 声:[[神田みか]]
: イーリス聖王国の天馬騎士団長を務めるファルコンナイト(カラーは[[クリーム色]]×[[空色]])。日本国外版でのは'''Phila'''<!-- フィラ -->。エメリナの護衛役でもあり先王の代から天馬騎士を務めている古株。真面目で厳しくも部下思いな性格。年齢のことを気にしている節がある。イーリス城陥落時に戦死したと思われていたが、バジーリオの部下の手により脱出しており、部下数人とともに処刑執行場のエメリナを救出しようとしたが、突然現れた屍兵アーチャーに撃ち落され、無念の最期を遂げた。
 
=== その他(イーリス) ===
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: 声:[[松本忍]]
: 【世代:親 / 初期兵種:盗賊 / 軍の中で一番:鼻血を出す / 誕生日:1月2日 / 髪色:[[柿色]] / 称号:お菓子好き盗賊】
: 盗賊稼業で世界中をまわっていた過去を持つ、イーリス暮らしのクールな盗賊。日本国外版でのは'''Gaius'''<!-- (ガイウス) -->。
: どんな仕事でも報酬さえあれば大抵は受けるが、偽りのある仕事や悪意に満ちた仕事は受けない。大の甘党であり、口にはキャンディーを咥え、全身50箇所にお菓子を隠し持っている。クロムに協力を依頼された際もリズの手作り菓子を報酬に要求した。金品よりお菓子の方が大切らしく、異伝で屍兵にお菓子袋を盗まれた時は「他の連中みたいに金品を盗めよ」と怒っていたり、同じく異伝の灼熱ステージでお菓子が溶けた場合も怒っていた。「ガイアの高級菓子」というアイテム名にも採用されている。
: 手先が器用で裁縫や小物作りも上手で、[[ウェディングリング]]も自作してみせた。
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: 声:[[山戸めぐみ]]
: 【世代:親 / 初期兵種:バトルモンク / 軍の中で一番:神頼みが多い / 誕生日:7月1日 / 髪色:[[アイボリー]] / 称号:美貌の僧侶】
: イーリス国の聖職者。日本国外版でのは'''Libra'''<!-- (リブラ) -->。
: 処刑されるエメリナを救うため仲間たちと共にペレジアへ潜入したが、ペレジア兵との戦いで仲間たちは全滅、最後のひとりとして処刑場で戦っていたところを、クロムたちと合流する。端正な顔立ちと物腰柔らかい性格なため、女性に間違えられることが多く気にしている。
: 聖職者らしく穏やかで優しい人物で、孤児院の子供達のために人形を作ったり、悩める人々の話を聞いている。しかし幼い頃に両親に捨てられた過去を持ち、時折自虐的な一面を見せる。また、人殺しであることを自覚しており、「戦での無事を願うのは他人の犠牲を祈っている」と皮肉っている。
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: 声:[[市来光弘]]
: 【世代:親 / 初期兵種:村人 / 軍の中で一番:髪の毛がうねりやすい / 誕生日:6月4日 / 髪色:[[黒]] / 称号:村人】
: イーリス南西にある村で畑仕事をしている平凡な青年。日本国外版でのは'''Donnel'''<!-- (ドネル) -->。
: 村で起きた事件をきっかけに、強くなりたいと願う。訛りと頭のナベがトレードマーク。年齢はリズより年下。
: 畑仕事や狩りの知識はかなりのもの。非常に物覚えが良く、村に伝えられた歌や話を多数記憶しているほか、イーリスの法律を正確に覚えてしまうほど。賊に殺された父親は石を研究していたらしく、将来は父親が果たせなかった石についての研究をするために旅に出たいと思っている。
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: 不特定多数が存在する[[モブキャラクター]]の一人だが、11章クリア後の時点で[[#クロム自警団|クロム]]と支援関係を結べる女性キャラとの絆が皆無だった場合はクロムと結婚しイーリス[[王妃]]となり、[[王女]]の[[#絶望の未来|ルキナ]]を授かる。特にスキルなどは持ち合わせていないため、当然ルキナの能力は下がり、転職の幅も狭くなってしまう。
; ロムゴー
: イーリス最南端の辺境を縄張りとしていた山賊団の首領だった蛮族。日本国外版でのは'''Roddick'''。ドニの住む村を襲い、金品を略奪していたところで自警団に出くわす。過去にドニの父を殺しており、ドニを彼の母の前で殺そうとも考えていた。また、王都暮らしのクロムを軟弱な王子と馬鹿にしていた。
 
=== フェリア連合王国 ===
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: 公式人気投票では、男性キャラ5位となった。
; ジョージ、ハンサム
: 西フェリアを縄張りに行商人や村を襲う山賊一味の頭領だったバーサーカー兄弟(ジョージが兄でハンサムが弟)。日本国外版でのは'''Vincent'''と'''Victor'''(左に同じ)。兄弟愛が異常に強い、今作におけるシリーズ恒例の「双子の賊」。コミカルでとぼけた喋りも健在で「まるで僕たちに襲われるために作られたような村だね」「あれはどう見ても誘っているね」などの迷言を残す。ジョージは[[ガーデニング]]が大好きで、ハンサムはお金持ち。今作ではシリーズ初となる同時出撃しない展開になっており、外伝2章でハンサム、外伝4章でジョージと戦う。またいつでも行くことができる外伝で登場するため順番も任意、どちらを先に攻略するかでセリフが少し変わってくる。有料DLCにも何度か登場、異世界ではアメリカンジョーク的なやり取りを行うだけだったり善良な住人だったりするため、やたら仲良しなのは本編同様だがそちらでは戦闘にならないばかりかフレンドリーに接してくる。
; ライミ (Raimi)
: 声:神田みか
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: ペレジアの国王。粗暴且つ残酷な性格で戦を好み、他人を欺き陥れることに至上の喜びを覚える。貧民街出身で、母は奴隷に落ちた元貴族。その母は病と貧困が原因で亡くなっている。
: 「聖戦」の報復として聖王エメリナを捕らえて自殺に追い込むことに成功するが、最期まで平和を守り抜こうとしたエメリナに心を動かされた民から見放され孤立した挙げ句、イーリス・フェリア連合軍に敗れ去った。
: 11章で倒され死んだものと認知されていたが<ref>「12章 海より来る者」 クリア後のクロムの台詞。</ref>人知れず生き延びており、終章直前に解放される配信マップにて再登場する。東の大陸最南西に位置する離島の最南西にある「大海賊の城」をアジトとし“南海の王”の異名を持つ海賊団の頭、バーサーカーのザッハ(日本国外版はZanth)から「クズ野郎」と罵倒される手下の一人にまで落ちこぼれており、地位も財産も失い自分でも救いようのないろくでなしであると考え腐っていたが、クロムから「俺はお前を許さない。だが、どうせ死んだ身と割り切っているなら、世界を救うためにギムレーと戦って死ね」と諭され、3回目の説得で仲間になる。
: 夢と平時に何をしてるかを尋ねると、前者は「そんなもんねぇよ。見たっていつか裏切られるんだ」、後者は「俺の自由だろ。詮索すんじゃねぇよ」と答える。
: 最終決戦後は諸説あるも、生存していたとしても数年で死亡したと伝えられる。
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: 声:[[たなか久美]]
: 【世代:- / 初期兵種:ダークペガサス / 軍の中で一番:水浴びの時間が長い / 誕生日:11月3日 / 髪色:[[色名一覧 (こ)|胡粉色]] / 称号:暗闇の遊女】
: ギムレー教団に所属するギャンレルの部下。日本国外版でのは'''Aversa'''<!-- (アヴェルサ) -->。
: 間延びした口調やなまめかしい肢体の所作などが特徴で、男を破滅に導くのが得意の魔性の女と称される。年齢は[[#クロム自警団|クロム]]より8歳上<ref>マイユニット女との支援会話B。</ref>。
: 最初の歴史(断章から絶望の未来へと続く時間軸)には存在しておらず、新たなる歴史(ゲーム本篇の時間軸)においてファウダーが目をかけて側近とした。そのため真の主として忠誠を誓っているのはファウダーであり、ギャンレルやエクセライに「炎の台座」を奪うよう進言するなど、影でギムレー復活のために暗躍していた。ファウダーの実子である[[#クロム自警団|マイユニット]]のことは兄妹(姉妹)<ref group="注釈">マイユニット男との支援会話では自分が妹であり 「お兄ちゃん」 と呼んでいるが、女同士だった場合は姉妹ネタには触れない展開のため、厳密にはインバースが自分を(マイユニット女の)妹と意識しているのかは不明。</ref>としての感情や立場上の敵愾心などが入り混じった複雑な心境を抱いている。
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; ファウダー (Fauder)
: 声:子安武人
: 邪竜ギムレーを心から崇拝するギムレー教団の教主で、強力な闇魔法「魔書ギムレー」を使うソーサラー。日本国外版でのは'''Validar'''<!-- (ヴァリダー) -->。
: 代々ギムレーの血を引く家系の出身で、邪竜ギムレー復活のために生贄などを捧げ力を蓄えてきた。ギムレー復活のための器はギムレーの血を引くのと同時に天性の素養が必要であるが、ファウダー自身も祖先もその素養はなかった。教団の女性との間に授かった子が待望のギムレーの器と判明したが、その妻が教団を裏切り赤ん坊を連れて逃亡してしまう。そうして成長したのがファウダーの実子・[[#クロム自警団|マイユニット]]である。
: 絶望の未来に至る歴史では、クロムとマイユニットに倒された直後に竜の祭壇(炎の台座)の力の恩恵を受けて復活、マイユニットを操ってクロムを殺害し、マイユニットを邪竜ギムレーとして覚醒させた。その後は力尽きたのか、詳しい顛末は不明のまま絶望の未来の後年(子世代が戦っている頃)には登場しなくなった。
426 ⟶ 425行目:
; 最高司祭 / ギムレー
: ファウダーがペレジアの新たな国王になった12章以降(2年後の世界)から登場する、[[#クロム自警団|マイユニット]]と全く同じ姿かつ名前で呼ばれる謎の人物。その正体は、最初の時間軸(エメリナが暗殺され断章から絶望の未来へと続く歴史)においてクロムを殺害した「裏切り者のマイユニット(以下、混同を避ける意でルフレと記す)」であり、破滅と絶望の邪竜ギムレーの人間体(精神、半身)とでもいうべきもの。
: 当作の[[ラストボス]]。日本国外版でのは'''Grima'''<!-- (グリーマ) --><ref group="注釈">最高司祭という呼び名については、日本国外版では13章冒頭デモのファウダーによる紹介&初登場時における一文にて、'''最高の司祭長'''あるいは'''教皇'''といった意味の 「A '''''hierophant. the highest''''' of (he or her) order in all Plegia.」 と訳されている。</ref>。
: 人間を「虫けら」と見下し、絶大な力によって世界に絶望をもたらしたが、その歴史を変えるために過去への時間転移を始めたルキナ達の後を追って自らも転移した結果、邪竜の力の大半を失ってしまうと共に魂の一部が分離してしまい、クロムと出会い仲間として取り入るはずだった自分が「記憶を失ったルフレ」に入れ変わってしまうという事態が起こってしまう。
: そのルフレの指揮やルキナの介入によってエメリナの暗殺が防がれたことで、このままでは歴史が最初の時間軸ではなく新たな時間軸(=ゲーム本篇での歴史)で進んでいってしまうと思慮したギムレーは、戦いに敗れ半死半生となっていたファウダーの前に現れて力を与えて暗躍を務めさせ、最終的にはルフレとの融合も果たして完全な復活を目論むようになる。
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: 声:[[阿久津加菜]] / [[高田憂希]]([[ファイアーエムブレム ヒーローズ|ヒーローズ]])
: 【世代:親 / 初期兵種:ダークマージ / 軍の中で一番:スタイルが良い / 誕生日:4月2日 / 髪色:[[色名一覧|紫がかった黒]] / 称号:物陰の闇使い】
: ペレジア王国の呪術師。一人称は「私」で、陰気で執念深い性格。日本国外版でのは'''Tharja'''<!-- (サージャ) -->。
: ギャンレルを王と認めておらず、ナーガとギムレーの因縁に縛られ自らの意志を見失っているペレジアの民にも嫌気がさし、クロムの説得でイーリス軍に寝返る。
: へその緒を切るにも呪術を施されるほどの呪術師の家系に生まれ、幼き頃より修行させられてきたという過去を持つが、家族仲は良好で近況報告など手紙のやり取りもしている<ref group="注釈">しかし、公式ウェブサイト 「-BACKGROUND-」 での会話では 「友達も家族も恋人もいない」 と言っている。</ref>。
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; ゲリバ
: 声:[[ふくまつ進紗]]
: イーリスに無断で侵入し、領内の村々を荒らす山賊団首領の蛮族。日本国外版でのは'''Garrick'''。「逆らう奴は皆殺し」など過激な発言が多い。イーリスとペレジアの確執を深めるという陰謀のために利用されていた一人。
; アーリオ
: イーリスとの国境を守っていたペレジア将のドラゴンナイト。「残忍な戦闘狂」との肩書き通り、手当たり次第に敵兵を殺そうとする。戦争が始まったことを喜んでおり、軍事力の低いイーリスには負けない、という絶対的な自信を持っていた様子。
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: 声:[[楠見尚己]]
: 【世代:- / 初期兵種:オーバーロード / 軍の中で一番:[[菜食主義]] / 誕生日:9月14日 / 髪色:[[白]] / 称号:ヴァルムの覇王】
: ヴァルム帝国の皇帝。日本国外版でのは'''Walhart'''<!-- (ウォルハート) -->。
: 元々は小国の王だったが、ヴァルム大陸の諸国を武力で圧倒し一気に勢力を拡大した覇王。厳格な性格で圧倒的な力で全てを統率する「覇道」を持論とし、敗北と撤退を嫌い己に抵抗する者は完全に力でねじ伏せる主義だが、その武勇、威風堂々とした気質から彼を慕うものは多い。一国を束ねるだけのカリスマがあり、クロムも同調こそしないがその迷いのない生き方に男として理解を示していた。己が「覇道」こそ正しいと信じて疑わないが、同時に自らの生き方に迷いを出さない者は考えが違っても否定しない。実はクロムたちよりも先にギムレー復活の気配を認識していたが、復活を止めるのではなく、復活したギムレーを倒すつもりであった。
: 相手に与えたダメージの半分を還元する剣「太陽」と、高威力の斧「ヴォルフベルグ」を得物とする。
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: 声:[[浜田賢二]]
: 【世代:- / 初期兵種:ソードマスター / 軍の中で一番:暑さに強い / 誕生日:7月23日 / 髪色:[[色名一覧 (こ)|胡粉色]] / 称号:剣聖】
: ソンシン元国王。古風で真面目な性格。剣聖の異名を持ち、実力はヴァルハルトと互角といわれている男。日本国外版でのは'''Yen'fay'''<!-- (イェンフェイ) -->。
: ヴァルム側についているため、解放軍の一員である妹のサイリとは敵対している。遠距離攻撃も可能な[[七支刀]]「アマツ」を得物とし、「ドーマ(邪神)の臓物」と呼ばれる[[火山]]地帯の溶岩洞窟でサイリ達イーリス聖王国軍と対峙するも、真意を語らず戦死。その後、実はサイリの命を盾にエクセライに脅され、不本意ながらヴァルム帝国に与していたことが判明した。
: 上述の18章でこの世を去ったが、終章直前に解放される配信マップにて再登場する。レンハを見たという目撃情報を基にヴァルム大陸最南西にありソンシン国ゆかりの地とされる遺跡「剣の墓」に訪れたところ、レンハが屍兵将のソードマスター率いる軍勢相手に孤軍奮闘しているのを見つけたため、サイリで説得すると仲間になる。
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: 声:[[小上裕通]]
: 【世代:親 / 初期兵種:アーチャー / 軍の中で一番:よく鏡の前にいる / 誕生日:12月10日 / 髪色:[[空色]] / 称号:貴族的な弓使い】
: 何事も「貴族的に」と称して華麗かつ優雅な振る舞いをする癖がある弓使い。日本国外版でのは'''Virion'''<!-- (ヴィリオン) -->。
: 一人称は「私」。行く宛てもなく彷徨っていた頃、クロムを探していた自警団の一員の[[#クロム自警団|ソワレ]]と出会い、そのままなし崩し的に仲間入りする。
: 女性への求婚や語り合いをするのが日課かつ道楽であるため「女たらしの優男」との評判が立ってしまう<ref>ノノとの支援会話C。</ref>が、[[兵棋演習]]で[[#クロム自警団|マイユニット]]に20連勝するという軍略<ref group="注釈">ただし自分の指揮は卑怯かついやらしい戦法であり、誰一人として死なせまいとしたマイユニットの指揮よりも生き残った駒が少ないというどんな犠牲もいとわない形振り構わずの勝敗だったため、盤上では勝ったが実戦ではマイユニットの指揮こそが相応しいと述べ自身を否定している。最終的には20連勝の後の1勝を加えて3戦中1敗という勝率になった。</ref>を見せるなど、[[#クロム自警団|フレデリク]]曰くなかなか底の知れない切れ者。自警団内では自らを客将の扱いと称している。
534 ⟶ 533行目:
: 声:阿久津加菜 / [[高田憂希]]([[ファイアーエムブレム ヒーローズ|ヒーローズ]])
: 【世代:親 / 初期兵種:ドラゴンナイト / 軍の中で一番:怒らせると怖い / 誕生日:10月17日 / 髪色:[[ピンク]] / 称号:竜好きの竜騎士】
: 背中が大きく開いた鎧をまとったヴィオール家の騎士兼[[家事使用人]]。日本国でのは北米・豪州や欧州の英版などが'''Cherche'''<!-- (シェルシェ) -->、欧州の伊・独・仏版などが'''Zelcher'''。
: 主が逃亡した後も一人ヴァルム帝国の動向を捉えるため領地に残っていたが、侵攻の激化に伴いヴィオールが身を寄せていたフェリア連合王国に逃れて合流した。
: おっとりした性格かつ家庭的で家事全般が得意だが、怒った時や自身の婚期に関する話題が出ると凄みの怒気を笑顔で放つ。ヴィオールとの主従関係は(冗談込みで)逆転しているが信頼関係は厚い。美意識が仲間達のそれとは異なっており、昆虫、武器屋の中年の親父、屍兵などを「可愛い」と言う。
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: 声:増田ゆき
: 【世代:親 / 初期兵種:タグエル / 軍の中で一番:食べるのが早い / 誕生日:11月18日 / 髪色:[[黒]] / 称号:誇り高きタグエル】
: 獣戦士のタグエル族の末裔で、[[マムクート]]などと同サイズの[[ウサギ]](厳密にはウサギに似ている別種の生物<ref name="bg"/>)に変身する女性。日本国でのは北米・豪州や欧州の英版などが'''Panne'''<!-- (パンネ) -->、欧州の伊・独・仏版などが'''Palne'''。
: かつては同胞たちと共に隠れ里に住んでいたが、人間達に故郷を襲撃され唯一生き残り国を持たない孤高の戦士となった。普段は人間体で生活しているが、尻尾や体毛を完全に隠すには至っておらず手首など身体の所々に露出している。長い耳は垂らして[[三つ編み]]を巻き付けヘアスタイルと一体化させている<ref group="注釈">ただし息子であるシャンブレーの遺伝で判明する通り、人間体で髪の毛のようになっているのは頭髪ではなくタグエルの 「体毛」 である。</ref>。
: 祖先が初代聖王に受けた恩義を返すために暗殺者に襲われたエメリナを助けに城に潜入したが、人間そのものに対する不信感は残っており、長老であった母親から全ての人間を憎んではいけないとの遺言も受けているため、複雑な心境を抱いている。
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: 声:[[松嵜麗]]
: 【世代:親 / 初期兵種:踊り子 / 軍の中で一番:歌が上手い / 誕生日:8月20日 / 髪色:[[桜色]] / 称号:恥ずかしがり屋の】
: 各国を旅するキャラバンの踊り子。日本国外版でのは'''Olivia'''<!-- (オリヴィア) -->。
: 恥ずかしがり屋で引っ込み思案だが踊りの才能は天才的で各地にファンがいる。過去にお金持ちに言い寄られているところをバジーリオに救われ、以来フェリアとも懇意になる。ペレジアとの戦いでクロムたちがエメリナとフィレインを失い国をおわれペレジアから逃げる際にバジーリオに協力し馬車を用意し隠れ家にかくまることに成功する。また以前エメリナに優しくしてもらった恩義からクロムたちに協力するようになる。
: 夢は「恥ずかしがる癖を直し、誰よりも素敵な踊り子になる」ことで、そのために自分の劇場を作る資金を貯めている。
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: 声:たなか久美
: 【世代:親 / 初期兵種:マムクート(カラーは緑がかった黄色) / 軍の中で一番:遅くまで寝ている / 誕生日:9月21日 / 髪色:[[色名一覧|緑がかったクリーム色]] / 称号:永遠の幼子】
: およそ千年前に生まれたマムクートの少女。日本国外版でのは'''Nowi'''<!-- (ノウィ) -->。
: ギムレー教団に捕まり生贄にされかかるが、ギムレー教団に雇われていたグレゴによって救い出され、クロム達に保護された。外観通り幼く純粋な性格で、外で遊ぶのが好き。
: 両親はおらず、元々は隠れ里で少数の同族と共に過ごしていたが、ギムレー復活の気配を感じ取り里を下りてきたところを賊に捕まり、様々な人間に人身売買されるなど、苦労も重ねてきた。綺麗な石を集めて宝物にしているが、投げて失くすことも多い。
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: 声:浜田賢二
: 【世代:親 / 初期兵種:傭兵 / 軍の中で一番:筋肉痛が遅く来る / 誕生日:1月27日 / 髪色:[[小豆色]] / 称号:不敵なる傭兵】
: ペレジアのギムレー教団に雇われていた傭兵。日本国外版でのは'''Gregor'''<!-- (グレゴール) -->。
: 傭兵故に基本的には報酬を重んじるものの、義理堅く弱い者を傷つけることを嫌っており、ギムレー教団に生贄にされかけたノノを助けようと教団員を殺害、ノノを逃がしたことで追われる身になる。その後追手と間違い泣きじゃくるノノを追いかけていたところでクロムたちに出会い、以後クロムと契約し雇われる身となる。大人の余裕を見せる気のいい性格だが、顔つきのせいで悪人とよく間違われる。自称「おじさん」ではあるが微妙な年齢で面と向かって「おじさん」と呼ばれるとへこむ。
: グレゴは本名ではなく賊に殺害された弟の名前であり、弱者を守ろうとする精神は弟を守れなかった後悔に起因している。かつてはバジーリオと引き分けた唯一の戦士としてフェリアでは有名で、次期国王に推奨されていたこともあるらしい。またセルジュの愛竜ミネルヴァとも過去に関わりがあり、飛龍の谷で飛竜の爪を集める仕事を引き受けた時に、他の傭兵たちが約束を違えて飛竜を次々と殺していく中、他の傭兵たちを敵に回してでも幼いミネルヴァを守り抜いた。
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: 声:小野大輔
: 【世代:- / 初期兵種:勇者 / 軍の中で一番:肉料理が好き / 誕生日:2月9日 / 髪色:[[青]] / 称号:蒼炎の末裔】
: かつて異界よりこの世界へとやってきた「蒼炎の勇者」の末裔を名乗る男で、常に強さを追い求める戦いの求道者。日本国外版でのは'''Priam'''<!-- (プリアム) -->。
: 終章直前に解放される配信マップにて登場し、蒼炎の勇者の噂を聞きつけたクロムたちの前に姿を現し、行動を共にするに値するか見極めるために勝負を挑む。噂に違わぬ強さとカリスマ性から、各国から猛者たちが彼を目標として集っており、彼の周囲に親衛隊のような軍勢を作り上げている。
: 無骨で寡黙そうな雰囲気だが、戦いに関連する話題や好物である肉料理の話になると途端に饒舌になり長話を始める。
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: 声:[[高橋英則]]
: 【世代:子 / 初期兵種:剣士 / 軍の中で一番:よく血が騒ぐ / 誕生日:7月15日 / 髪色:リズと同じ / 称号:力を封印せし者】
: 未来から来た[[#クロム自警団|リズ]]の息子。日本国外版でのは'''Owain'''<!-- (オーウェン) -->。
: 時間転移後、伝説の剣とされる[[ミスティルテイン|ミストルティン]]を手に入れるべくヴァルム港の直下に位置する大陸最南東の賢者の里に訪れていた際、アサシンのゲッコー率いるならず者集団に襲われていた村娘を助け、「選ばれし希望の戦士」を名乗って孤軍奮闘していたところをクロム達に誘われる(ちなみに、戦闘後に入手できたミストルティンは、正しくは盗賊避けに作られたダミー([[偽物]])の "ミス'''テルト'''ィン" であることは知らないでいる)。
: 一人称は「俺」。両親のことは「母さん、父さん」と呼ぶ。また、エメリナとクロムの甥にあたり、ルキナの従弟でもあるほか、親次第でアズール、シンシア、デジェル、ブレディ、マーク男の従兄弟にもなる。
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: 声:[[木島隆一]]
: 【世代:子 / 初期兵種:傭兵 / 軍の中で一番:夜中に出歩いている / 誕生日:8月7日 / 髪色:[[灰色]] / 称号:花咲く笑顔】
: 未来から来た[[#その他(国籍不定)|オリヴィエ]]の息子。日本国外版でのは'''Inigo'''<!-- (イニーゴ) -->。
: 時間転移後、ヴァルム大陸最北東にある山村を襲っていたアサシンのジャミル率いるならず者集団の一人を斬り伏せて村娘を守り、5人ほど倒してその “可愛いお姉さん” をデートに誘う口説き文句とするためアジトの砦に単身で討ち入っていたところをクロム達に誘われる。
: 一人称は「僕」。両親のことは「母さん、父さん」と呼ぶ。クロムが父親だった場合、右目に聖痕を持つ。
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: 声:[[江川大輔]]
: 【世代:子 / 初期兵種:僧侶 / 軍の中で一番:賊に間違われる / 誕生日:2月22日 / 髪色:マリアベルと同じ / 称号:強面の僧侶】
: 未来から来た[[#クロム自警団|マリアベル]]の息子。時間転移後、ミラの大樹の直上に位置する聖地・ミラの神殿跡近くの村で暮らし世話になっていたが、勇者のザキハ(日本国外版はXalbador)率いるならず者集団の襲撃に合っていたところを通り掛ったクロム達と出会う(その際はクロムだと「連れていけよ」と言い、マリアベルだと[[ならず者|賊]]扱いされた挙句に「人違いですわ」と言われて無視されるため勝手に仲間入りする)。
: 一人称は「俺」。両親のことは基本的に「母さん、父さん」と呼ぶが、(特にマリアベルに対して)感情的になると「あんた」「テメー!」などに変わってしまう。
: 剃り込みの深い[[リーゼント]]風のヘアスタイル、設定画での[[座法#座法の種類|しゃがむ姿勢]]、[[メンチ]]を切っている(ガンをとばしている)かのような表情かつ下から覗き込むような首の向き、イベントシーンなどでの両腕を下衣のポケットに突っ込み[[学生鞄#鞄潰し等アレンジ|杖を脇に抱えて]]の前傾姿勢、「あぁ?」や「んだとコラ!」といった粗暴な言葉遣いなどから強そうに見えるが、それらは全て偏見であり過保護に育てられたことで身体は弱く、運動音痴で戦いの才能はほとんど無い。顔の傷も単に[[ヴァイオリン]]の演奏中に切れた弦で負ってしまったにすぎないが、息子だと打ち明けた後ですらマリアベルから「きったねぇ賊」と評されてしまった。
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: 声:山戸めぐみ
: 【世代:子 / 初期兵種:アーマーナイト(カラーは[[桜色]]×薄紫色) / 軍の中で一番:鎧が好き / 誕生日:9月29日 / 髪色:黒 / 称号:正々堂々の】
: 未来から来た[[#クロム自警団|ソワレ]]の娘。日本国外版でのは'''Kjelle'''<!-- (クジェル) -->。
: 時間転移後、フェリア北の寒冷地に住んでいた村娘の夫に師事して修行していたがソーサラーのカチディス(日本国外版はCassius)に師を殺されたため、無念を晴らすべく「決闘の砦」にて[[一騎討ち]]での勝負を確約させるも反故にされ、軍勢に囲まれ孤立していたところをクロム達に助けられ仲間になる。
: 一人称は「私」。両親のことは「母さん、父さん」と呼ぶ。
: 兵職を決める以前からの鎧好きで、自身曰く「愛している」いくつもの鎧を倉庫に保管しており、初陣で装備したという鎧にすっぽりと入り込むと心が落ち着くという性癖がある(目の当たりにしたウードは思わず「鎧が喋った!?」と叫んだ)。その過剰なまでの固執は絶望の未来において最後まで側で守ってくれたのが両親や仲間ではなく鎧であったことにも起因しており、デジェルにとっての鎧は道具ではなく「命の恩人」と同義となっている。なお、劇中で鎧を脱いだ(厳密には首から肩にかけてのパーツを外した)姿を見ることができるのは、クラスチェンジの外見変化を除いて[[#クロム自警団|マイユニット男]]と結婚する支援会話Sのみだが、脱着自体に抵抗は無いらしく女同士の環境では衣服も含めてはだけている時があり、見兼ねたセレナから[[化粧]]の仕方や[[可愛い]]仕草の特訓を受ける。
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: 声:世戸さおり
: 【世代:子 / 初期兵種:傭兵 / 軍の中で一番:無駄な買い物が多い / 誕生日:1月21日 / 髪色:ティアモと同じ / 称号:秘めた憧憬】
: 未来から来た[[#イーリス王城|ティアモ]]の娘。日本国外版でのは'''Severa'''<!-- (セヴェラ) -->。
: 時間転移後、ペレジア北西の屍島直下に位置する離島にある「傭兵団の砦」を根城とする元ヴァルム将軍の賢者ネルソンに形見の指輪を奪われていたため渋々付き従っていたが、似た境遇の村人のホラントを連れ出しての離反を決意していたところをクロム達と出会い共闘する。しかし中立ユニットのままホラントのもとへ独断先行するが、セレナ自身で説得を果たさせると自軍ユニットになり仲間入りする。
: 一人称は「あたし」。両親のことは「母さん、父さん」と呼ぶ。
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: 声:新垣樽助
: 【世代:子 / 初期兵種:ドラゴンナイト / 軍の中で一番:寝つきが悪い / 誕生日:9月1日 / 髪色:セルジュと同じ / 称号:鉄仮面の竜騎士】
: 未来から来た[[#その他(ヴァルム)|セルジュ]]の息子。時間転移後、飛竜が[[絶滅]]寸前だった未来とは違い同胞が多く生きている現代にて愛竜のミネルヴァを野生の群れに返すべく、シュヴァイン要塞の東に位置するヴァルム大陸一の産地として知られる飛竜の谷に訪れていた際、バーサーカーのモリスティア(日本国外版はMorristan)率いる密猟者集団に襲われた隣村の住人から助けを求められるも、すでにミネルヴァと別れていたことや運命を変える難しさの痛感から一度は断る。しかし、通り掛ったクロム達から説得されたことで気が変わり、再びミネルヴァの力を借りて戦う決意をし仲間になる。
: 普段の一人称は「私」で素は「俺」。両親のことは再び失う悲しみを味わいたくないという思いから、情を抱かずに済む良く似た別人と称して「お前」と呼ぶが、無意識の時などは「母さん、父さん」と言っている。ミネルヴァのことは普段は呼び捨てているが、周りに人がいない時は「ミネルヴァちゃん」と呼んでいる。
: 過去への介入を快く思っておらず、常に仮面を被り単独行動している。その仮面は「顔面の保護と敵に表情を読まれないため」と理由付けしているが、実際は子供心に恰好良いと思って付けたのが切っ掛け。その後は自身の感情を読まれないために付けている。なお、劇中で仮面を外した素顔を見ることができるのは[[#クロム自警団|マイユニット女]]と結婚した場合の支援会話Sのみだが、物語の裏側では素顔を見た者は数名存在する。しかし素顔だと誰だか分からなくなると評された。
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: 声:細谷佳正、沢城みゆき
: 【世代:子あるいは孫 / 初期兵種:伴侶側の初期兵種ないし下級職<!-- エメリナ母でのシスター、アンナ母での盗賊など -->、戦術師など / 軍の中で一番:行動が自由 / 誕生日:5月5日 / 髪色:黒 / 称号:異界より来た子】
: 未来から来た[[#クロム自警団|マイユニット]]の子。日本国外版でのは'''Morgan'''<!-- (モーガン) -->。
: 性別はマイユニットと逆になり、髪色は他の子世代組の法則とは違って母親側(マイユニット女の場合は父親側)と同じになる。支援会話も性別によって内容が変化し、メニュー画面のエクストラ関連の一覧では「マーク男」と「マーク女」の2つのユニット名で記録される。クラスは上述の通りロードなどの場合に固定となる以外の変動制だが、キャラクターデザイン上の衣装は戦術師(男は剣、女は魔道書を持つ)となっている。
: 劇中で唯一の[[孫]]になり得るキャラでもあり、マイユニット男で固有子供のいる女性キャラと結婚しているとルキナ以外の子世代キャラの妹、マイユニット女でクロムと結婚している場合はルキナの弟となる。また、子世代キャラ・配信(外伝)マップキャラ・親と同世代の一部キャラなどと結婚していると共通の一子となる。
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: 声:遠藤大輔
: 【世代:子 / 初期兵種:タグエル / 軍の中で一番:声がでかい / 誕生日:3月14日 / 髪色<ref group="注釈">全体ではなく頭頂部の[[メッシュ]]っぽい一部のみが父親と同色になる。</ref>:白 / 称号:怖がりタグエル】
: 未来から来た[[#その他(国籍不定)|ベルベット]]の息子。日本国外版でのは'''Yarne'''<!-- (ヤルネ) -->。
: 時間転移後、何はともあれ自分の身の安全を確保するため、「強そうだったから守ってくれそう」という理由でジェネラルのジラル率いる重装団の一員になっていたが、ペレジアの中央砂漠直下に位置する町でパラディンのディン(日本国外版はDalen)率いる騎兵隊と傭兵戦争が勃発したところをクロム達に誘われる(その際は、クロムだと大物の風格に危険を感じてあっさりと「降伏」し、ベルベットだと「性根を鍛え直してあげる」と叱られる)。
: 一人称は「俺」。両親のことは「母ちゃん、父ちゃん」と呼ぶ。
: タグエルと人間の絆の証である自分の血を誇りとしているが、自分が死ぬことによってタグエルが[[絶滅]]してしまうのを恐れているため常にビクビクしており、仲間に誘うべく声を掛けた際は真正面からだったにもかかわらず「うひゃい!」と驚き、戦闘が終了して後ろから話し掛ければ「あひょう!」と叫び<!-- 日本国外版は共にGyah! -->、[[#ゲーム内容|みんなの部屋]]で顔を合わせただけでも「あひょい!」と怯えるほどの小心者。
: ゆえに「寿命が縮みそう」なことを警戒しており、戦闘中に敵前逃亡を図ったり、危険を伴うという理由で訓練すら嫌がるが、いざという時には強い勇気と正義感を発揮する。
: 母のベルベットから教えてもらった通り語尾に「ピョン」をつけて喋ってみるも、気味が悪いと不評を買ってしまう<ref>みんなの部屋やイベントマスでの独り言。</ref>。父親との支援会話では心変わりや浮気によって自分が誕生しなくなる[[タイムパラドックス]]が起こるのを恐れて、仲間の女性との接触を監視するようになる。
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: 声:[[石井真]]
: 【世代:子 / 初期兵種:魔道士 / 軍の中で一番:[[眼鏡]]が光る / 誕生日:4月25日 / 髪色:ミリエルと同じ / 称号:真理の探究者】
: 未来から来た[[#クロム自警団|ミリエル]]の息子。時間転移後、ルキナ達とは異なり5年前の時代に到着してしまったため、知り合いが誰もいない世界をたった一人で仲間を探しながら孤独に過ごしていたが、3年が経った頃(ヴァルム戦争期)にイーリス城の東に位置する名も無き町のさらに東にある砂漠地帯の[[オアシス]]に現れるという幻の村を探索するも見つけられず限界を感じていたところ、その村に眠る財宝の「女神の杖」を狙って現れたウォーリアーのナダベ(日本国外版はNombry)率いるならず者集団と鉢合わせていたクロム達と出会い仲間になる。
: 一人称は「僕」。両親のことは「母様、父様」と呼ぶ。ミリエルの形見となった[[魔女#創作上の魔女|三角帽]]を常用しているため普段は見えないが、[[七三分け]]に近い髪型をしている。
: 頭脳明晰・品行方正の優等生で、個性的な周囲に振り回されることが多い苦労人。気配り上手なため人知れず揉めごとや悩みを解決していたり、ルキナやデジェルの負傷を見破るなど、仲間を観察して手助けするのが自分の役目だと思っている。
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: 声:吉田聖子
: 【世代:子 / 初期兵種:アーチャー / 軍の中で一番:逃げ足が速い / 誕生日:10月7日 / 髪色:サーリャと同じ<!-- ただし紫っぽさが無いようにも見える --> / 称号:二つの心宿す】
: 未来から来た[[#ペレジア王国|サーリャ]]の娘。時間転移後、母を探し歩いて辿り着いたフェリア最北東の人さらいの砦でボウナイトのイザサ(日本国外版はEzra)率いるならず者集団に目をつけられてしまい、逃げ隠れしていたところを通り掛かったクロム達に助けられる。
: 一人称は基本的には「私」で、両親のことも基本的には「母さん、父さん」と呼ぶ(後述)。
: 幼い頃から母の呪術の実験台にされてきた体験から、単に話しかけられただけのみならずクラスチェンジの時でも「ひいぃ…!!」と驚くほど臆病に育ち、性格もネガティブ思考になってしまっている。
: その反動からか、形見の[[お守り]]に触れたりキレたりすると[[解離性同一性障害|鬼の人格]]に変貌し、一人称が「我」に変わり、「ふははははは!!<!-- 日本国外版ではBWAAA HA HA HA HA! -->」などと笑い尊大な態度をとり、サーリャのことを「お前」と呼び捨てるようになる。なお、仲間入り後に「うふふふふ……<!-- Eee hee hee hee hee! -->」「ふはははは!!」と笑い合う母娘の2人を見たクロムは、「ものすごい[[妖気]]だ」と称し恐れていた。
: 未来のサーリャは夫の仇討ちのための研究に没頭していたため、少しでも母親の役に立とうと行動した結果、母親と同じ動きをする癖がついている。父親は完全な[[恐妻家]]だったためサーリャにやられて泣き寝入りしているイメージしか残っていなかったが、現代で本気でサーリャに抵抗し本気で怒りを買い本気で逃げる父親の姿を見て、未来は変えられるのかもと思うようになった。
: 未来では食料難で不可能だったがお菓子作りの才能があり、現代で人生初のケーキを作った際は、処女作だったにもかかわらずウードから絶賛された。身体つきは非常に華奢だが、母の遺伝なのか[[バスト]]はかなりのサイズなのが見て取れる。[[虫]]が大の苦手。
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: 声:松嵜麗
: 【世代:子 / 初期兵種:マムクート(カラーは赤みがかったピンク) / 軍の中で一番:歯並びが良い / 誕生日:3月29日 / 髪色:ノノと同じ<!-- もっと濃くも見える --> / 称号:大人しい子供】
: 未来から来た[[#その他(国籍不定)|ノノ]]の娘。日本国外版でのは'''Nah'''<!-- (ナァ) -->。
: 時間転移後、フェリア南東の平和の町から見える海上に浮かぶ離島にある「死霊の館」を訪れていたが、彷徨うソーサラーの屍兵将に驚いて逃げ回っている内に牢屋から出られなくなってしまう。本当は心細かったが怖くないと必死に自分に言い聞かせていたところ、館に子供が入っていくのを見ていたクロム達が心配して駆けつけたことで保護された。
: 一人称は「私」。両親のことは「お母さん、お父さん」と呼ぶ。
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*「異伝 絶望の未来3」 2012年[[10月18日]]配信
*「異伝 絆の夏」 2012年[[11月1日]]配信
*: 北米などの日本国外版では[[コンピュータゲームのレイティングシステム|レイティング]]の違いによって、サーリャの下衣が隠されるなどCGに修正が加えられている。
*「異伝 絆の秘湯」 2012年[[11月15日]]配信
*「異伝 最も強き者の名」(神軍師への道 完結編) 2012年[[11月22日]]配信
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|rev6Score = 95/100<ref>「[http://www.nintendo-insider.com/2013/04/15/fire-emblem-awakening-review/ Fire Emblem Awakening review Nintendo Insider]」 Nintendo Insider、2013年4月15日</ref>
}}
最も高い評価は、国内ではファミ通の[[クロスレビュー]]における'''36点'''、日本国外ではIGNにおける'''9.6点'''。最も低い評価は、日本国外ではGameSpotとGameTrailersにおける'''8.5点'''。
 
また、ファミ通2013年3月28日号における「特集 読者が選ぶ傑作タイトルトップ50」では'''16位''。