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[[ファイル:Mgla fog Loenstrup Denmark North Sea 2004 ubt.jpeg|thumb|240px|霧]]
[[ファイル:Fog 20101106 SandaCity.JPG|thumb|240px|秋の早朝の霧(2010年11月6日 早朝・兵庫県[[三田市]]にて撮影)]]
[[ファイル:Coppice of morning mist朝霧と雑木林C032483.jpg |thumb|200px|朝霧のかかる雑木林(2008年12月3日撮影)]]
'''霧'''(きり)とは、[[水蒸気]]を含んだ[[大気]]の[[温度]]が何らかの理由で下がり[[露点温度]]に達した際に、含まれていた水蒸気が小さな水粒となって空中に浮かんだ状態。
 
== 分類 ==
=== 濃度や状態による分類 ===
[[ファイル:Fog&Light,sakazuki-yama,sasayama,盃ヶ岳朝霧P4256350 20101106 SandaCity.JPG|thumb|180px|right|[[松]]木立によりに幾条もの(2010年11月6日 早朝・兵庫県[[光芒]]が描かれた[[谷三田市]]にて撮影)]]
; 霧と靄(もや)
:霧または靄は、微細な水滴が大気中に浮遊している事によって、[[視程]](見通すことのできる水平距離)が小さくなる現象である。大気中に浮遊する水滴が[[光]]を[[散乱]]するために起こる。霧と靄の違いは、視程の低下の程度の違いであり、気象[[観測]]においては視程が1 [[キロメートル|km]]未満のものを霧といい、1km以上10km未満のものは[[靄]](もや)と呼んで区別する。一般的に単位体積当たりの水分量が多いほど視程は小さくなるが、同じ水分量でも小さい水粒が多く存在する時の方が視程が小さい。
 
=== でき方による分類 ===
[[ファイル:Rhododendron&Vast ocean of clouds、コバノミツバツツジ&篠山盆地雲海、盃ヶ岳4256293.JPG|thumb|240px|right|盆地([[篠山盆地]])]]
霧は、そのでき方によって放射霧、移流霧、蒸気霧、前線霧、上昇霧などに分けられる。
; 放射霧 : 晴れた[[冬]]の日などには、地表面から[[熱]]が[[放射]]され地面が冷える。そうして冷えた地面が、地面に接している水蒸気を多く含んだ[[空気]]を冷やすことで発生するもの。盆地や谷沿いで発生しやすく、それぞれ盆地霧、谷霧という。
; 移流霧 : 暖かく湿った空気が水温の低い[[海上]]や[[陸地]]に移動し、下から冷やされて霧を発生させるもの。移流とは大気が水平方向に移動することを指す[[気象]]用語である。[[暖流と寒流|暖流]]上の空気が移動して、夏の[[三陸沖]]から[[北海道]]の東海岸などに発生させる[[海霧]]などがその代表的なもので、非常に長続きする霧で厚さが600m程度に達することもある。
[[ファイル:170505 Lake Yamanaka Japan05n.jpg|thumb|湖の霧([[山中湖]])]]
; 蒸気霧 : 暖かく湿った空気が冷たい空気と混ざって発生する霧。冬に息が白くなるのと原理は同じ。暖かい水面上に冷たい空気が入り、水面から蒸発がおき、その水蒸気が冷たい空気に冷やされて発生するもので、実際は冷たい空気が暖かい[[川]]や[[湖]]の上に移動した際にみられる。風呂の湯気も原理は同じで、北海道などの'''川霧'''が代表的なもの。
; 前線霧 : [[前線 (気象)#温暖前線|温暖前線]]付近で[[雨]]が降り[[湿度]]が上がったところに温度の比較的高い雨が落ちてくると、雨粒から[[蒸発]]した水蒸気で[[飽和]]状態となり、余分な水蒸気が水粒となって発生する。
 
== 霧で有名な都市 ==
[[ファイル:Fog-towerbridge.700px.jpg|thumb|200px|ロンドンの夜霧]]
[[ファイル:umahori.JPG|thumb|[[嵯峨野線]][[馬堀駅]]([[亀岡市]])の霧]]
 
 
== 霧に関連した事象・作品 ==
{{Commons|Fog}}
 
=== 文学上の区分(霞と霧) ===
気象学上の用語ではないが、春に起こる霧状の現象(特に山腹などの遠景に淡く掛かっているもの)は一般に「[[霞]]」と呼ばれ、「霧」は主として秋に用いる使い分けがされている。[[季語]]では霞が春、霧が秋と分類されている。
 
== 関連項目 ==
{{Commons|Fog}}
* [[朝霧]]、[[夕霧]]
* [[霧箱]]
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