「ゴジラvsビオランテ」の版間の差分

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作戦のさなかでようやくANEBは効力を発揮し始めるが、ゴジラの進行は止まらない。[[高浜発電所|高浜原発]]に緊急態勢が発令され緊張が高まる中、ゴジラの前に成長し更なる進化を遂げたビオランテが出現した。
 
== 設定登場怪獣 ==
* [[ゴジラ (架空の怪獣)#『ゴジラ』(1984年)から『ゴジラvsキングギドラ』(1991年)まで|ゴジラ]](演 - [[薩摩剣八郎]])
; G細胞
** 体長:80メートル、体重:5万トン。
:{{Main|ゴジラ (架空の怪獣)#G細胞}}
*: 作中の進行ルート:[[伊豆大島]]→東京湾→芦ノ湖→[[大阪]]→[[若狭湾]]
; 筑波生命工学研究所
* [[ビオランテ]](演 - [[竹神昌央]](第1形態)、[[柴崎滋]](第2形態)、[[木村義隆]](第2形態))
: 筑波にある桐島が勤めている研究所で、ここで白神と桐島が抗核バクテリアを完成させる。
*: 作中の進行ルート:芦ノ湖→[[若狭湾]]
; 白神新植物研究所
 
: 日本に帰国した白神が神奈川県の芦ノ湖畔に建てた、自宅兼研究所。白神は英理加の遺伝子を移植したバラと共に5年間ひっそりと暮らしていたが、サラジア・シークレット・サービスやバイオメジャーに長期に渡って監視され続けている。
== 登場人物 ==
: ここで誕生したビオランテと、抗核バクテリアの資料を狙って侵入したSSS9、リー&ローの乱闘によって、所内は荒らされてしまい、最終的に白神の死に伴って閉鎖される。
; 桐島 一人
; 精神科学開発センター
: 筑波生命工学研究所の若きエースである研究員。抗核エネルギーバクテリアの開発や大河内誠剛が進めようとしているバイオバンク(世界中の[[要人|VIP]]や有名人の細胞を冷凍保存する)のプロジェクトを危惧している。[[マサチューセッツ工科大学]]からの招聘を受けており、最初は彼も要請を受け入れようとしていたが、結局断っている。慎重な性格だが、奪われた抗核エネルギーバクテリアを取り戻すために権藤と奔走したり、白神を射殺したSSS9を追って格闘戦を繰り広げるなど、行動的な部分も持つ。
: 超能力の研究と訓練を行う機関で、素養を持つ少年少女を多数養成している。創設してから長い活動期間があるらしい。ここの子どもたち全員がゴジラ復活を予知する。
: ノベライズ版では英理加に好意を抱いていたが、英理加を誘うたびに英理加が明日香を連れてやって来て、いつしか明日香の方と仲良くなってしまったという設定。
: 『[[ゴジラvsメカゴジラ]]』にも登場する。
; 大河内財団 明日香
: 精神開発センターの研究員で、桐島の恋人。政財界の重鎮・大河内誠剛を父にもつ。白神英理加は親友だった。父の財団のプロジェクトを巡って、桐島とは少々溝が開いてしまっていたが、次第に関係を取り戻していく。愛車は[[三菱・パジェロ]]で、桐島と兼用している。穏やかさと、ゴジラを足止めする危険な任務に挑む未希を見守るために、単身で関西国際空港建設基地に残留する勇敢な一面を併せ持つ女性である。
: 大河内が総帥を務める大企業。筑波生命工学研究所に莫大な資金援助を行っている。
; 黒木 翔
:; 大河内総研
: 防衛庁特殊戦略作戦室室長。三等特佐。防衛大学を首席で卒業し、スーパーX2の運用ならびに陸・海・空・全自衛隊を指揮する。若さゆえの粗もあるが、上官に対しても物怖じしない胆力や、三枝未希の超能力をも作戦に活用するなど柔軟な頭脳を持ち、手段を選ばない大胆な戦術・戦略でゴジラを追い詰める。終盤ではSSS9をTCシステムで蒸発させるなどの機転も見せる。
:: 東京都内にある大河内財団の本社屋。地下室に新宿で採取されたG細胞を保管している。
: ノベライズ版でも工作員が乗ったスパイ機をサンダービームで撃墜する。[[坂井孝行]]によるコミカライズ版では続く『[[ゴジラvsキングギドラ|vsキングギドラ]]』から『[[ゴジラvsデストロイア|vsデストロイア]]』までの全ての作品に登場している。
; 国土庁特殊災害研究会議Gルーム
; 三枝 未希
: 国会で可決された「ゴジラ対策立法」を基に、ゴジラ災害を担当するセクションの中心的な部署。[[陸上幕僚監部]]調査部から人員が出向しており、精神科学開発センターをはじめとする各施設と連絡を取り合い、ゴジラに関する情報を集め、ゴジラ復活に備えている。
: 大河内明日香の勤める精神開発センターに所属する少女。三原山上空からゴジラの活動を感知したり、大阪湾でゴジラの動きを一時的に止めるなど、強い超能力を持つ。しかし、大阪湾でゴジラを止める際にかなりのエネルギーを使い果たして失神してしまう。終盤ではビオランテの出現を予測しその事を桐島たちに伝えた。
: 室長を務める権藤の殉職により解体される{{Sfn|スタジオ・ハード|1995| p=111}}。
: サブヒロインにあたるが、本作の後も続く『[[ゴジラvsキングギドラ|vsキングギドラ]]』から『[[ゴジラvsデストロイア|vsデストロイア]]』までのVSシリーズのほか、『[[怪獣プラネットゴジラ]]』にも登場している。
; 特殊戦略作戦室
; SSS9
: 対ゴジラ作戦のための特別教育・訓練を受けた自衛隊員で構成される防衛庁の特別部署で、若手隊員らは「噂のヤングエリート集団」と呼ばれている。
: サラジア・シークレット・サービス工作員。コードネームは「サラジア・シークレット・サービスの9番目」という意味。[[ゴジラ (架空の怪獣)#G細胞|G細胞]]と抗核エネルギーバクテリアをめぐり暗躍するが、白神を殺害後に桐島と格闘の末、黒木がサンダーコントロールシステムで発生させた人工の落雷により蒸発して死亡した。
: 次回作『ゴジラvsキングギドラ』に登場する[[内閣安全保障室]]Gルームの司令室要員たちもこの部署のシンボルマークを付けている<ref>{{Harvnb|平成ゴジラパーフェクション|2012|pp=140 - 141}} 「劇中シンボルマークの世界」。</ref>。
; 山本 誠一
; 三友重工
: スーパーX2の開発スタッフである、三友重工技術部長。完成したスーパーX2の性能を自信満々に黒木や権藤へ説明するが、初戦でゴジラに敗退してしまったことで肩を落とし、技術力の限界を痛感する。
: 防衛庁と共同でスーパーX2を開発した重工業社。同社の格納庫にスーパーX2が置かれている。
; 大和田 圭子
; サラジア共和国
: 内閣官房長官。首相官邸に権藤と大河内を呼び、三原山からゴジラを復活させないためにバイオメジャーの取引に応じて抗核バクテリアを引き渡すように依頼する。
: 中近東の国家。自国の広大な砂漠地帯を緑の穀倉地帯に変えて、ポスト石油の世界戦力の展開を狙っている。諜報機関「サラジア・シークレット・サービス」を有し、裏で遺伝子工学に関するさまざまな工作活動を行っている。
; 雨沢 修{{refnest|group = "注"|name = "役名"|役名は小道具のネームプレートに記載<ref>{{Harvnb|平成ゴジラパーフェクション|2012|p=146}} 「平成ゴジラバーニング・コラム」No.007。</ref>。}}
:; サラジア生物工学研究所
: スーパーX2オペレーター。黒木と同様の特殊戦略作戦室所属の男性で、スーパーX2の攻撃を担当する。
:: サラジアの砂漠地帯にある世界一の設備を誇るといわれている研究所だが、サラジア・シークレット・サービスの拠点でもある。1985年にバイオメジャーによって白神が勤めていた研究棟が爆破されている。
; 河井 弘美<ref group = "注" name="役名" />
: 大阪市街のビルにはサラジア・オイル・コーポレーション、サラジア航空、サラジア航空貨物、といった本国の関連会社の日本支社を持ち、神戸港から週1回日本とサラジアを往復する貨物船を出している。
: スーパーX2オペレーター。黒木と同様の特殊戦略作戦室所属の女性で、スーパーX2の機体操作を担当する。
; バイオメジャー
; 山地
: アメリカ遺伝子工学産業大手4社の共同機構で、サラジアの計画を阻止し、遺伝子工学分野での市場独占(食料支配の覇権維持)を狙って、1985年時からサラジア・シークレット・サービス同様、日本にコマンドやエージェントを派遣し、活動させている。
: 自衛隊[[統合幕僚会議議長|統幕議長]]。情報操作や大都市への被害も厭わない黒木の大胆な作戦展開に不満を漏らし、激昂するなど黒木と対立する場面もあったが、ラストシーンでは意外な表情を見せる。若狭でのサンダービーム作戦では自ら陸上幕僚長とともに対ゴジラの前線で指揮を執る。
; 小山 実
: 防衛庁長官。日本の原発の3分の1が集中する若狭へのゴジラ進攻を危惧する。
; 竹田
: 科学技術研究部長。若狭湾でのサンダービーム作戦時に顔を出した。
; 志村 武雄<ref group = "注" name="役名" />
: 陸上幕僚長。次回作・『[[ゴジラvsキングギドラ]]』にも登場する。彼も山地と共にサンダービーム作戦では前線で指揮を執る。
; 海上 航空幕僚長
: 海上幕僚長は次回作・『ゴジラvsキングギドラ』で、統幕議長に昇格して登場する。
; ジョン・リー
: アメリカのバイオメジャーの白人系工作員。コードNo.46762。ローと共に白神新植物研究所に侵入し、SSS9やビオランテの触手に襲われるが抗核エネルギーバクテリアに関する資料を盗み出すことに成功する。その後「エイリアン」と名乗り、抗核エネルギーバクテリアの受け渡しを日本政府に要求する。しかし受け渡しの際、SSS9の妨害により射殺される。
; マイケル・ロー
: バイオメジャーの黒人系工作員。コードNo.56594。白神博士の留守中にリーと共に白神新植物研究所に侵入し、抗核エネルギーバクテリアに関する資料を盗もうとしたが、突如出現したビオランテの触手に襲われ死亡。
; サーハン
: サラジア・オイル・コーポレーションの大阪支社長兼サラジア・シークレット・サービス工作員。抗核バクテリアを持ち出そうとしていたところにやってきた桐島と権藤に殴られ、抗核バクテリアを奪還されてしまう。
; アブドール・ザルマン
: サラジア生物工学研究所所長兼サラジア・シークレット・サービス部長。白神に対しては、1985年時にスポンサーとして友好的に接していたが、彼がサラジアを離れて日本で抗核エネルギーバクテリアを開発したことを知り、SSS9に白神の暗殺を命じる。
; [[デーモン閣下|デーモン小暮]]
: 本人役。生放送のTV番組に出演していたが、ゴジラ出現の臨時ニュースを流すために番組が中断し、視聴者にニュースを聞くよう訴える。
; 白神 英理加
: 白神博士の娘。明日香の友人。父の助手としてサラジア生物工学研究所に勤務していたが、バイオメジャーの爆破工作により死亡する。後に細胞がビオランテに組み込まれることになる。本作のラストは彼女のモノローグで締めくくられた。
; 権藤 吾郎
: 陸上自衛隊一佐。自衛隊陸幕調査部から国土庁特殊災害研究会議に出向しているが、本人は「体のいい左遷」と語っており、鬱屈した日々を過ごしている。愛用の腕時計はセイコー ファイブスポーツ(seiko 5126-8090)。事態を他人事のようにとらえた不謹慎かつ呑気な発言が目立つが、冷静な判断力と高い行動力を持つベテラン自衛官。大阪でゴジラにANEB弾を3発(うち1発は口内へ)命中させるが、その直後[[TWIN21|ツイン21]]の倒壊に巻き込まれ死亡。
: 『[[ゴジラvsスペースゴジラ]]』に、妹の権藤千夏や親友の結城晃が登場している。
; 大河内 誠剛
: 明日香の父で、大河内財団総帥。自らの会社にG細胞を保管している。世界中のVIPや偉人の細胞や精子を冷凍保存する「バイオバンク」プロジェクトを発表し、物議を醸している。飄々とした人柄だが、プロジェクトに関しては毅然とした態度で臨む。
; 白神 源壱郎
: 遺伝子工学の世界的権威。1985年に、サラジアにて砂漠でも育つ植物を開発していたが、G細胞の争奪に巻き込まれ娘・英理加を失ったことで科学に失望。日本へ帰国後、芦ノ湖畔に建てた研究所でひっそりと暮らす。自衛隊から抗核エネルギーバクテリアの開発を依頼され一度は断るが、英理加の細胞を組み込んだバラが瀕死となったことで承諾。その際に預ったG細胞をそのバラと融合させ、ビオランテを誕生させてしまう。物語の終盤、SSS9に撃たれ死亡。
 
== 登場兵器 ==
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* [[M16自動小銃#AR-15|AR-15]][[自動小銃]]
 
== 登場人物設定 ==
; G細胞
; 桐島 一人
:{{Main|ゴジラ (架空の怪獣)#G細胞}}
: 筑波生命工学研究所の若きエースである研究員。抗核エネルギーバクテリアの開発や大河内誠剛が進めようとしているバイオバンク(世界中の[[要人|VIP]]や有名人の細胞を冷凍保存する)のプロジェクトを危惧している。[[マサチューセッツ工科大学]]からの招聘を受けており、最初は彼も要請を受け入れようとしていたが、結局断っている。慎重な性格だが、奪われた抗核エネルギーバクテリアを取り戻すために権藤と奔走したり、白神を射殺したSSS9を追って格闘戦を繰り広げるなど、行動的な部分も持つ。
; 筑波生命工学研究所
: ノベライズ版では英理加に好意を抱いていたが、英理加を誘うたびに英理加が明日香を連れてやって来て、いつしか明日香の方と仲良くなってしまったという設定。
: 筑波にある桐島が勤めている研究所で、ここで白神と桐島が抗核バクテリアを完成させる。
; 大河内 明日香
; 白神新植物研究所
: 精神開発センターの研究員で、桐島の恋人。政財界の重鎮・大河内誠剛を父にもつ。白神英理加は親友だった。父の財団のプロジェクトを巡って、桐島とは少々溝が開いてしまっていたが、次第に関係を取り戻していく。愛車は[[三菱・パジェロ]]で、桐島と兼用している。穏やかさと、ゴジラを足止めする危険な任務に挑む未希を見守るために、単身で関西国際空港建設基地に残留する勇敢な一面を併せ持つ女性である。
: 日本に帰国した白神が神奈川県の芦ノ湖畔に建てた、自宅兼研究所。白神は英理加の遺伝子を移植したバラと共に5年間ひっそりと暮らしていたが、サラジア・シークレット・サービスやバイオメジャーに長期に渡って監視され続けている。
; 黒木 翔
: ここで誕生したビオランテと、抗核バクテリアの資料を狙って侵入したSSS9、リー&ローの乱闘によって、所内は荒らされてしまい、最終的に白神の死に伴って閉鎖される。
: 防衛庁特殊戦略作戦室室長。三等特佐。防衛大学を首席で卒業し、スーパーX2の運用ならびに陸・海・空・全自衛隊を指揮する。若さゆえの粗もあるが、上官に対しても物怖じしない胆力や、三枝未希の超能力をも作戦に活用するなど柔軟な頭脳を持ち、手段を選ばない大胆な戦術・戦略でゴジラを追い詰める。終盤ではSSS9をTCシステムで蒸発させるなどの機転も見せる。
; 精神科学開発センター
: ノベライズ版でも工作員が乗ったスパイ機をサンダービームで撃墜する。[[坂井孝行]]によるコミカライズ版では続く『[[ゴジラvsキングギドラ|vsキングギドラ]]』から『[[ゴジラvsデストロイア|vsデストロイア]]』までの全ての作品に登場している。
: 超能力の研究と訓練を行う機関で、素養を持つ少年少女を多数養成している。創設してから長い活動期間があるらしい。ここの子どもたち全員がゴジラ復活を予知する。
; 三枝 未希
: 『[[ゴジラvsメカゴジラ]]』にも登場する。
: 大河内明日香の勤める精神開発センターに所属する少女。三原山上空からゴジラの活動を感知したり、大阪湾でゴジラの動きを一時的に止めるなど、強い超能力を持つ。しかし、大阪湾でゴジラを止める際にかなりのエネルギーを使い果たして失神してしまう。終盤ではビオランテの出現を予測しその事を桐島たちに伝えた。
; 大河内財団
: サブヒロインにあたるが、本作の後も続く『[[ゴジラvsキングギドラ|vsキングギドラ]]』から『[[ゴジラvsデストロイア|vsデストロイア]]』までのVSシリーズのほか、『[[怪獣プラネットゴジラ]]』にも登場している。
: 大河内が総帥を務める大企業。筑波生命工学研究所に莫大な資金援助を行っている。
; SSS9
:; 大河内総研
: サラジア・シークレット・サービス工作員。コードネームは「サラジア・シークレット・サービスの9番目」という意味。[[ゴジラ (架空の怪獣)#G細胞|G細胞]]と抗核エネルギーバクテリアをめぐり暗躍するが、白神を殺害後に桐島と格闘の末、黒木がサンダーコントロールシステムで発生させた人工の落雷により蒸発して死亡した。
:: 東京都内にある大河内財団の本社屋。地下室に新宿で採取されたG細胞を保管している。
; 山本 誠一
; 国土庁特殊災害研究会議Gルーム
: スーパーX2の開発スタッフである、三友重工技術部長。完成したスーパーX2の性能を自信満々に黒木や権藤へ説明するが、初戦でゴジラに敗退してしまったことで肩を落とし、技術力の限界を痛感する。
: 国会で可決された「ゴジラ対策立法」を基に、ゴジラ災害を担当するセクションの中心的な部署。[[陸上幕僚監部]]調査部から人員が出向しており、精神科学開発センターをはじめとする各施設と連絡を取り合い、ゴジラに関する情報を集め、ゴジラ復活に備えている。
; 大和田 圭子
: 室長を務める権藤の殉職により解体される{{Sfn|スタジオ・ハード|1995| p=111}}。
: 内閣官房長官。首相官邸に権藤と大河内を呼び、三原山からゴジラを復活させないためにバイオメジャーの取引に応じて抗核バクテリアを引き渡すように依頼する。
; 特殊戦略作戦室
; 雨沢 修{{refnest|group = "注"|name = "役名"|役名は小道具のネームプレートに記載<ref>{{Harvnb|平成ゴジラパーフェクション|2012|p=146}} 「平成ゴジラバーニング・コラム」No.007。</ref>。}}
: 対ゴジラ作戦のための特別教育・訓練を受けた自衛隊員で構成される防衛庁の特別部署で、若手隊員らは「噂のヤングエリート集団」と呼ばれている。
: スーパーX2オペレーター。黒木と同様の特殊戦略作戦室所属の男性で、スーパーX2の攻撃を担当する。
: 次回作『ゴジラvsキングギドラ』に登場する[[内閣安全保障室]]Gルームの司令室要員たちもこの部署のシンボルマークを付けている<ref>{{Harvnb|平成ゴジラパーフェクション|2012|pp=140 - 141}} 「劇中シンボルマークの世界」。</ref>。
; 河井 弘美<ref group = "注" name="役名" />
; 三友重工
: スーパーX2オペレーター。黒木と同様の特殊戦略作戦室所属の女性で、スーパーX2の機体操作を担当する。
: 防衛庁と共同でスーパーX2を開発した重工業社。同社の格納庫にスーパーX2が置かれている。
; 山地
; サラジア共和国
: 自衛隊[[統合幕僚会議議長|統幕議長]]。情報操作や大都市への被害も厭わない黒木の大胆な作戦展開に不満を漏らし、激昂するなど黒木と対立する場面もあったが、ラストシーンでは意外な表情を見せる。若狭でのサンダービーム作戦では自ら陸上幕僚長とともに対ゴジラの前線で指揮を執る。
: 中近東の国家。自国の広大な砂漠地帯を緑の穀倉地帯に変えて、ポスト石油の世界戦力の展開を狙っている。諜報機関「サラジア・シークレット・サービス」を有し、裏で遺伝子工学に関するさまざまな工作活動を行っている。
; 小山 実
:; サラジア生物工学研究所
: 防衛庁長官。日本の原発の3分の1が集中する若狭へのゴジラ進攻を危惧する。
:: サラジアの砂漠地帯にある世界一の設備を誇るといわれている研究所だが、サラジア・シークレット・サービスの拠点でもある。1985年にバイオメジャーによって白神が勤めていた研究棟が爆破されている。
; 竹田
: 大阪市街のビルにはサラジア・オイル・コーポレーション、サラジア航空、サラジア航空貨物、といった本国の関連会社の日本支社を持ち、神戸港から週1回日本とサラジアを往復する貨物船を出している。
: 科学技術研究部長。若狭湾でのサンダービーム作戦時に顔を出した。
; バイオメジャー
; 志村 武雄<ref group = "注" name="役名" />
: アメリカ遺伝子工学産業大手4社の共同機構で、サラジアの計画を阻止し、遺伝子工学分野での市場独占(食料支配の覇権維持)を狙って、1985年時からサラジア・シークレット・サービス同様、日本にコマンドやエージェントを派遣し、活動させている。
: 陸上幕僚長。次回作・『[[ゴジラvsキングギドラ]]』にも登場する。彼も山地と共にサンダービーム作戦では前線で指揮を執る。
; 海上 航空幕僚長
: 海上幕僚長は次回作・『ゴジラvsキングギドラ』で、統幕議長に昇格して登場する。
; ジョン・リー
: アメリカのバイオメジャーの白人系工作員。コードNo.46762。ローと共に白神新植物研究所に侵入し、SSS9やビオランテの触手に襲われるが抗核エネルギーバクテリアに関する資料を盗み出すことに成功する。その後「エイリアン」と名乗り、抗核エネルギーバクテリアの受け渡しを日本政府に要求する。しかし受け渡しの際、SSS9の妨害により射殺される。
; マイケル・ロー
: バイオメジャーの黒人系工作員。コードNo.56594。白神博士の留守中にリーと共に白神新植物研究所に侵入し、抗核エネルギーバクテリアに関する資料を盗もうとしたが、突如出現したビオランテの触手に襲われ死亡。
; サーハン
: サラジア・オイル・コーポレーションの大阪支社長兼サラジア・シークレット・サービス工作員。抗核バクテリアを持ち出そうとしていたところにやってきた桐島と権藤に殴られ、抗核バクテリアを奪還されてしまう。
; アブドール・ザルマン
: サラジア生物工学研究所所長兼サラジア・シークレット・サービス部長。白神に対しては、1985年時にスポンサーとして友好的に接していたが、彼がサラジアを離れて日本で抗核エネルギーバクテリアを開発したことを知り、SSS9に白神の暗殺を命じる。
; [[デーモン閣下|デーモン小暮]]
: 本人役。生放送のTV番組に出演していたが、ゴジラ出現の臨時ニュースを流すために番組が中断し、視聴者にニュースを聞くよう訴える。
; 白神 英理加
: 白神博士の娘。明日香の友人。父の助手としてサラジア生物工学研究所に勤務していたが、バイオメジャーの爆破工作により死亡する。後に細胞がビオランテに組み込まれることになる。本作のラストは彼女のモノローグで締めくくられた。
; 権藤 吾郎
: 陸上自衛隊一佐。自衛隊陸幕調査部から国土庁特殊災害研究会議に出向しているが、本人は「体のいい左遷」と語っており、鬱屈した日々を過ごしている。愛用の腕時計はセイコー ファイブスポーツ(seiko 5126-8090)。事態を他人事のようにとらえた不謹慎かつ呑気な発言が目立つが、冷静な判断力と高い行動力を持つベテラン自衛官。大阪でゴジラにANEB弾を3発(うち1発は口内へ)命中させるが、その直後[[TWIN21|ツイン21]]の倒壊に巻き込まれ死亡。
: 『[[ゴジラvsスペースゴジラ]]』に、妹の権藤千夏や親友の結城晃が登場している。
; 大河内 誠剛
: 明日香の父で、大河内財団総帥。自らの会社にG細胞を保管している。世界中のVIPや偉人の細胞や精子を冷凍保存する「バイオバンク」プロジェクトを発表し、物議を醸している。飄々とした人柄だが、プロジェクトに関しては毅然とした態度で臨む。
; 白神 源壱郎
: 遺伝子工学の世界的権威。1985年に、サラジアにて砂漠でも育つ植物を開発していたが、G細胞の争奪に巻き込まれ娘・英理加を失ったことで科学に失望。日本へ帰国後、芦ノ湖畔に建てた研究所でひっそりと暮らす。自衛隊から抗核エネルギーバクテリアの開発を依頼され一度は断るが、英理加の細胞を組み込んだバラが瀕死となったことで承諾。その際に預ったG細胞をそのバラと融合させ、ビオランテを誕生させてしまう。物語の終盤、SSS9に撃たれ死亡。
 
== キャスト ==