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[[Image:Cotton Club December 2013.jpg|thumb|200px|コットン・クラブ]]
'''コットン・クラブ''' ('''({{lang-en-us|Cotton Club''') }})とは、[[1920年代]]の[[アメリカ合衆国における禁酒法|禁酒法]]時代]]、[[ニューヨーク]][[ハーレム地区]]にあった名高い高級[[ナイトクラブ]]。
 
客はすべて白人で、スタッフと演奏者は全て[[ネグロイド|黒人]]([[アフリカ系アメリカ人]])であった。また、経営者は[[アイルランド]]系の[[ギャングスター]]として名の知れた[[オウニー・マドゥン]]である。
クラブの出し物である[[ジャズ]][[ライブハウス|ライブ]]が著名。コットン・クラブを中心に活動したバンドで最も有名なものは、あの[[デューク・エリントン]]楽団である。
 
== 概要 ==
コットン・クラブでは[[ジャズ]][[レヴュー (演芸)|レビュー]]に[[デューク・エリントン]]、[[キャブ・キャロウェイ]]、[[ルイ・アームストロング]]など一流の黒人ミュージシャンを多数出演させていたが、客はすべて白人であった。コットン・クラブの最盛期に客となった名士の中には、[[ジミー・デュランテ]]、[[ジョージ・ガーシュウィン]]、[[アル・ジョルソン]]、[[メイ・ウェスト]]、[[アーヴィング・バーリン]]、[[モス・ハート]]、[[チャーリー・チャップリン]]、[[ジミー・ウォーカー]]ニューヨーク市長などもいる。
 
同じ時代に[[シセロ]]でもコットン・クラブというナイトクラブが存在した。こちらは[[ラルフ・カポネ]]が経営しており、実力のあるジャズ・ミュージシャンならこぞって出演したがったという。また、汚職政治家とギャングスターのたまり場でもあった。