「ウォール街大暴落」の版間の差分

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1929年10月の恐慌はその後の10年間世界を包んだ景気後退の象徴として機能した<ref name="nytimes1">{{Cite news |first=Albert |last=Scardino |authorlink= |coauthors= |title=The Market Turmoil: Past lessons, present advice; Did '29 Crash Spark The Depression? |url=http://query.nytimes.com/gst/fullpage.html?res=9B0DE4DC1F3BF932A15753C1A961948260 |work=New York Times |publisher= |date=1987-10-21 |accessdate= }}</ref>。{{要出典|範囲=1929年の株価大暴落は不安定な方向感覚の喪失とない合わさった恐怖を起こしたが、その衝撃は否定する心とともに急速に麻痺し、役人も大衆も妄想を抱いた|date=2017年5月}}」{{要出典|範囲=1929年10月24日と29日の株価暴落は、...[[日本]]を除き全ての金融市場で事実上瞬間的なものだった|date=2017年5月}}。ウォール街の大暴落はアメリカ合衆国と世界の経済に大きな衝撃を与え、その直後から現在まで歴史学、経済学および政治学の分野で激しい論争の種となってきた。持ち株会社による悪用が1929年のウォール街の大暴落とそれに続く世界恐慌に繋がったと考える人々がいる<ref name="timesonline1"/>。多くの人々は株式市場というリスクあるものに投資することにあまりに熱心だった商業銀行の崩壊を非難してきた<ref>[http://www.npr.org/templates/story/story.php?storyId=94894707 Death of the Brokerage: The Future of Wall Street] National Public Radio</ref>。
 
1929年の暴落は狂騒の20年代を震撼させ終わらせた<ref>[http://www.timesonline.co.uk/tol/news/uk/article4795052.ece Kaboom!...and bust. The crash of 2008] ''The Times''</ref>。経済史家チャールズ・キンドルバーガーによって暫定的に表現されたように、1929年には効果的に存在する最後の頼みの綱となる貸し手が居らず、もしそれが存在して適切に行動しておれば、金融危機の後に付いてくる景気後退の期間を短縮するキーになったであろう<ref name="ref2">[http://www.ft.com/cms/s/0/7173bb6a-552a-11dd-ae9c-000077b07658.html Crashes, Bangs & Wallops] ''Financial Times''</ref>。この大暴落はアメリカ合衆国にとって広範に拡大し長期間続くことになる一連の経過の始まりを記した。
 
大きな問題は1929年の大暴落が世界恐慌を引き起こしたのか<ref name="nytimes2">[http://query.nytimes.com/gst/fullpage.html?res=9B0DE4DC1F3BF932A15753C1A961948260&sec=&spon=&pagewanted=2 The Market Turmoil: Past lessons, present advice; Did '29 Crash Spark The Depression?] ''The New York Times''</ref>、あるいは信用取引が加速したバブル経済の破綻と単に時期が一致しただけか、ということである。株価の下落は[[倒産]]や、事業閉鎖、労働者の首切りなど経済不況となることを含み、厳しい[[マクロ経済学|マクロ経済]]的困難さを引き起こした。その結果として起こった失業率の上昇や不況は大暴落の直接の結果であると見られているが、不況に繋がった単一の出来事では決してない。その後に起きた出来事に最大級の影響を与えたと見られるのが通常である。それ故に、ウォール街の大暴落は世界恐慌を始めさせた経済の下降線を報せるものとして広く認められている。