「世説新語」の版間の差分

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『世説新語』はたいへんよく読まれ、その亜流も数多く出現したが、[[明]]代の中国において編纂された『世説新語補』が[[江戸時代]]の[[日本]]へ紹介され、和刻本も出版された。[[秦鼎]]の『世説箋本』等、その研究も盛んに行われた。
 
== 主な登場人物 ==
=== 後漢・三国・西晋 ===
*[[陳寔]]
*[[孔融]]
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*[[王衍 (西晋)|王衍]]
 
=== 東晋 ===
*[[王導]]
*[[王敦]]
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== 各篇の名称 ==
*第一   徳行篇(徳の高い人物の話)
*第二   言語篇(外交的弁舌に優れた人物の話)
*第三   政事篇(優れた統治能力を持った人物の話)
*第四   文学篇(学問に優れた人物の話)
*第五   方正篇(己の信じる義を貫いた人物の話)
*第六   雅量篇(度量の広い人物の話)
*第七   識鑒篇(シキカン、知識、判断力に優れた人物の話)
*第八   賞誉篇(厳正に公平に人を褒め称えた人物評)
*第九   品藻篇(品格や才能にあふれた人物の話)
*第十   規箴篇(人物の良し悪しの判断に優れた人物の話)
*第十一  捷悟篇(問題に対する対応力に優れた人物の話)
*第十二  夙恵篇(大人顔負けの教養を持った子供の話)
*第十三  豪爽篇(豪快でさわやかなすっきりした性格を持った人物の話)
*第十四  容止篇(美男子の話)
*第十五  自新篇(過去の過ちを己が力で正した人物の話)
*第十六  企羨篇(目標とする人物に近づこうと努力しそのようになった人物の話し)
*第十七  傷逝篇(死者を心から偲んだ人物の話)
*第十八  棲逸篇(世俗を離れ山野に下った人物の話)
*第十九  賢媛篇
*第二十  術解篇(占術、医術、馬術などに優れた人物の話)
*第二十一 巧芸篇(芸術に長けた人物の話)
*第二十二 寵礼篇(才能などを認められた上で寵愛を受けた人物の話)
*第二十三 任誕篇(世俗にとらわれぬ人々の話)
*第二十四 簡傲篇(驕り高ぶった性質を持った人物の話)
*第二十五 排調篇(他人を言い負かしたりやりこめたりする話)
*第二十六 軽詆篇(他人を軽蔑し誹る行いをした人物の話)
*第二十七 仮譎篇(カケツ、他人をうまくあざむいた話)
*第二十八 黜免篇(チュツメン、左遷や免職に関する話)
*第二十九 倹嗇篇(ケンショク、けちんぼの話)
*第三十  汰侈篇(タイシ、ぜいたくに関する話)
*第三十一 忿狷篇(短気な人物の話)
*第三十二 讒険篇(悪説により他人を陥れた人物のはなし)
*第三十三 尤悔篇(同じ過ちを繰り返し起こしてしまった人物の話)
*第三十四 紕漏篇
*第三十五 惑溺篇(女性に迷い溺れた人物の話)
*第三十六 仇隟篇(キュウゲキ、仇を恨んだ人物の話)
 
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[[Category:中国の思想史]]
[[Category:5世紀の書籍]]
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