「糖新生」の版間の差分
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ほとんどの細胞では、グルコースの取り込みと[[異化]]に関わる唯一の酵素である[[グルコース-6-ホスファターゼ]]の発現が欠如しているために、遊離のグルコースを生成することができない。グルコース-6-ホスファターゼを有する[[肝細胞]]と、激しい飢餓条件の下での小腸と腎臓のみが、糖新生反応に従って生成した[[グルコース-6-リン酸]]のリン酸基を外して遊離のグルコースを生成し、血管中に遊離のグルコースを放出することが可能である。なお、グルコースが細胞に取り込まれると直ちにリン酸化が起こりグルコース-6-リン酸が生成されるのは、グルコースが細胞膜を超えて拡散してしまうのを防ぐためである。リン酸化により電荷が導入されるので、グルコース-6-リン酸は容易に細胞膜を通過することができない。
糖新生が急激に起こったため[[高血糖]]をもたらす現象を[[ソモ
== 糖新生の経路 ==
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