「カストラート」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
RJANKA (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
RJANKA (会話 | 投稿記録)
21行目:
実際には、変声期直前のボーイ・ソプラノの声質を有した少年が、偶発的な事故か病気のために[[睾丸]]を除去せざるをえない状態となり、変声期後の年齢になっても声質を保っていたことから、その後は意図的に行われるようになったという説が有力である。
 
他方、去勢者、[[宦官]]の歴史は古く、[[マタイによる福音書]]19章12節の記述「母の胎内から独身者に生れついているものがあり、また他から独身者にされたものもあり、また天国のために、みずから進んで独身者となったものもある」中の「独身者」とは、[[ヴルガータ]]訳ラテン語聖書では「去勢者(宦官)」を意味するeunuchi(複数形)である。ここから、初期キリスト教会に去勢者が存在していた可能性があり、これがカストラートの遠因となったとも考えられる。
 
=== 最盛期 ===