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== あらすじ ==
[[源頼朝]]の重臣[[工藤祐経]]は[[富士山|富士]]の巻狩りの総奉行を仰せつけられることとなり、工藤の屋敷では大名や遊女大磯の虎、化粧坂の少将が祝いに駆け付けている。そこへ[[朝比奈義秀|朝比奈三郎]](小林朝比奈)が二人の若者を連れてくる。見れば、かつて工藤が討った[[河津祐泰|河津三郎]]の忘れ形見、[[曾我祐成|曽我十郎]]・[[曾我時致|五郎]]の兄弟であった。父の敵とはやる兄弟に朝比奈がなだめ、工藤は、巻狩りの身分証明書である狩場の切手を兄弟に与え双方再会を期して別れる
 
== 概略 ==