「ジョセフ・ジョースター」の版間の差分

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[[ノイバラ|イバラ]]の像(ビジョン)を具現化する[[スタンド (ジョジョの奇妙な冒険)|スタンド]]。[[ポラロイドカメラ]]などを媒体にすることで、[[念写]]を行うことができる。第3部の序盤では、ポラロイドカメラを使い念写をしてみせる際、カメラを叩き壊すほど強く殴らなければならないと本人が述べていたが、物語が進むとテレビや地面の砂を媒体にして、特に殴りつけたりはせずに遠くの様子や周辺の地図なども映し出せるようになっている。念写は自身が思い浮かべた対象の、断片的な情報やイメージを写し出すことが出来るが、必ずしもジョセフ自身が望む情報(対象人物の詳細な居場所など)を指定して正確に写し出すことまではできない。しかし、自身が位置を把握している対象については、テレビを介して姿を映し出したり、砂に地図を形成し位置を表示させるなど実況的な情報を投影することができる。
 
またテレビや電線などの機械類へスタンドを入り込ませての干渉が可能で、機械を操作したり内部を探るなどの応用もできる。第4部では、この電線に入り込める特性を生かして<ref>荒木飛呂彦「レッド・ホット・チリ・ペッパー その1」『ジョジョの奇妙な冒険 第33巻』[[集英社]]〈[[ジャンプ・コミックス]]〉、1993年7月7日、ISBN 4-08-851639-7、113頁。</ref>、電線を移動する電気のスタンド「レッド・ホット・チリ・ペッパー」の本体を探索できる人物として、承太郎から日本の杜王町へ呼び寄せられた。
 
戦闘向きのスタンドではないが、イバラ自体にも一応の殺傷力はある。イバラは自分の意思で触手のように自在に操作することができるため、敵を打ち据えたり縛り上げる鞭、自身をスイングさせての振り子移動や、結びつけた場所へ伸縮させての移動などに利用できるロープなどと様々な用途に用いられる。また波紋を流すことができる性質も持ち合わせているため、イバラで縛り上げた敵に波紋を流し込んで攻撃したり、イバラを自身の服の下に隠し這わせて波紋を流すことで攻防一体の防具にするなど、本人の工夫によって高い汎用性を発揮する。