「クロックワーク・プラネット」の版間の差分

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m 原作小説第1巻351~353ページ参照。
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:「異常聴覚」の持ち主で、5キロ以上離れた場所からする足音や、離れたビルの室内で起こっている出来事、兆単位の粒子歯車が噛み合う音など、あらゆる音を正確に聞き分けることが出来る。また、音を聞いただけで正確な人数や場所、歯車の数や歯車の異常個所なども分かってしまう。このため普段は[[ノイズキャンセリング]]機能の付いた[[ヘッドホン]]を被っているが、ヘッドホン越しでも普通に会話することが出来る。更に彼の耳は電波の音も捉えることができる。この特異な才能のおかげで、マリーの先祖代々が206年掛かっても直せなかったリューズの故障箇所をたった3時間で直している。
: 両親は三流時計技師だったが、数年前に相次いで他界。[[兄弟]]や[[親戚]]もおらず、現在は区画・[[京都]]の隅っこのやや斜めに傾いたおんぼろマンションに暮らし、部屋には両親の仕事道具も利用してナオトが一から作り上げた自動人形も置いてある。
: 趣味で自動人形を作りながら、日々を過ごしていたが、ある日、リューズが収められていたコンテナがナオトの住居に落下してくる。崩壊の危険も顧みず、故障していたリューズを直し、修理を終えた時、住居が崩壊。だが、修理されたリューズのおかげで難を逃れる。リューズを直したことにより、彼女からマスターと認められ、彼女と共に過ごすこととなるが、世界の命運に巻き込まれてゆくこととなる。貴重品を除く財産を失ってしまったため、現在は[[ネットカフェ難民|漫画カフェ難民]]として[[漫画喫茶]]に暮らしている<ref group="注">リューズが投資をして稼いだお金を使えばマンションを一棟買ってもお釣りがってくるが、そのお金を受け取れるほどの剛胆な心臓をナオトが持っていなかったため、漫画カフェ難民の道を選んだ。</ref>。
; RyuZU(リューズ)
: 声 - [[加隈亜衣]]
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: 複数の有名[[大学]]を[[首席]]で卒業し、在学中に歴代最年少の13歳で、世界に2億人いる時計技師の頂点である第1級時計技師になった。父親、姉も世界一の時計技師と言われている。また「国境なき技師団」の後援者の五大企業の一つであるブレゲ社の社長令嬢でもある。
: 人前ではかなり強気に出るが、誰もいない場所になると普通の少女に戻る。また、正義感がとても強い。
: 当初は国境なき技師団の一員として、区画京都の修理のため来日するが、軍の姿勢に違和感を感じ、独自に調査していくと京都をパージする計画を知る。マリー自身は最後まで修理を試みるつもりであったが、技師団上層部と軍が手を組んで計画を知る彼女を追放。打つ手がなく諦めかけた時、修理されたリューズとナオトに出会う。そこで彼らと情報交換し、共に修理に向かう。二人の協力もあり、区画の修理とパージの阻止に成功する。この出来事から、ナオトを巻き込み、夢でもある時計仕掛けの惑星の[[設計図]]の再現を目指すことを決意。現在は京都計画的パージ未遂事件の際に謀殺されたことにして、身分を抹消。ナオトの学校にマエリベル・ハルターとしてナオトと同じクラスに転入する。
; ヴァイネイ・ハルター(Vainney Halter)
: 声 - [[松田健一郎]]
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: 見た目は人間と何ら変わりはないが、中身は若いころに完全に[[義体化]]している。このため戦闘能力はかなり高く、その力は自動人形を骨格ごと引きちぎることが出来る。
: 彼の義体はブレゲ社の第8世代で、次期[[市場]]投入モデルより更に一つ世代が上の[[プロトタイプ]]。
: 京都計画的パージ未遂事件の後、ナオトのクラスの担任として着任する。
; AnchoR(アンクル)
: 声 - [[千本木彩花]]