「トロイアの木馬」の版間の差分
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夜が明けると、トロイア人は、ギリシア人が消えうせ、後に木馬が残されていることに気がついた。ギリシア人が去って勝利がもたらされたと信じたトロイア人は、市内から出てきて木馬の周りに集まり、シノーンを発見した。トロイア人たちはシノーンを拷問し、ギリシア人の行方や木馬の作られたいきさつを問いただしたが、シノーンは正しいことを言わず、「ギリシア人は逃げ去った。木馬はアテーナーの怒りを鎮めるために作ったものだ。そして、なぜこれほど巨大なのかといえば、この木馬がイーリオス城内に入ると、この戦争にギリシア人が負けると予言者[[カルカース]]に予言されたためである」としてトロイア人を欺き通した。
欺かれたトロイア人たちは木馬を引いて市内に運び込んだ。[[ラーオコオーン]]と[[カッサンドラー]]が市民たちをいさめ、木馬に[[槍]]を投げつけた。その直後、[[海]]から2匹の[[大蛇]]<!--([[リヴァイアサン]]とされる)?-->が現れ、ラーオコオーンとその二人の息子をくびり殺したため、市民たちは考えを変えた。門は木馬を通すには狭かったので、壊して通した。そして、アテーナーの神殿に奉納した。トロイア人はその後、市を挙げて宴会を開き、
== 関連項目 ==
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