「メリー・ウィドウ」の版間の差分

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[[File:Lehar Lustige-Witwe KlA-01.jpg|thumb|right|210px|1906年に出版されたピアノ譜の表紙]]
『'''メリー・ウィドウ'''』({{lang-de|''Die lustige Witwe''}}、{{lang-en|''The Merry Widow''}})は、[[フランツ・レハール]]が作曲した3幕からなる[[オペレッタ]]({{仮リンク|ウィンナ・オペレッタ|de|Wiener Operette}})。日本ではもっぱら英訳の題名「メリー・ウィドウ」で呼ばれるが、原題のドイツ語「ルスティゲ・ヴィトヴェ」は[[日本語]]に訳すと「陽気な未亡人」という意味である。
 
== 概要 ==
* この作品にちなんで名付けられた、[[メリー・ウィドウ (カクテル)|同名のカクテル]]がある。
* 作・編曲家の[[鈴木英史]]による[[吹奏楽]]編成の編曲作品「『メリー・ウィドウ』セレクション」が日本のアマチュア吹奏楽団体によって頻繁に演奏されている。曲中には「ヴィリアの歌」や「女・女・女のマーチ」などが入っており、非常に人気が高い。
* [[グスタフ・マーラー]]も興味を示したが、彼はオペレッタの公演に足を踏み入れるのは気恥ずかしかったため、楽譜店で他作品の楽譜に混ぜて『メリー・ウィドウ』の楽譜を購入したという。
* [[アドルフ・ヒトラー]]がこの作品を好み、レハールはヒトラーに[[総譜|スコア]]を送った。レハールは妻がユダヤ人であったにもかかわらず、ヒトラーの厚い庇護を受けた。このことが戦後、一転してレハールを苦しめることとなった。後に[[ドミートリイ・ショスタコーヴィチ]]が、[[交響曲第7番 (ショスタコーヴィチ)|交響曲第7番]]において「ダニロの歌」の旋律を引用しており、これはヒトラーを揶揄したものという説もある。さらに、[[バルトーク・ベーラ]]が[[管弦楽のための協奏曲 (バルトーク)|管弦楽のための協奏曲]]において、このショスタコーヴィチの引用を再引用している。
 
== 参考文献 ==
* {{Cite journal|和書|journal=人間環境科学|title=ウィーンのオペレッタ 4 「銀の時代」―1.フランツ・レハール|volume=|issue=10巻|pages=69-135|author=[[増田芳雄]]|publisher=|date=2001年|id=|url=http://ci.nii.ac.jp/lognavi?name=nels&lang=ja&type=pdf&id=ART0000869334|ref={{sfnRef|増田|2000}}}}
*{{Cite book|和書|author=[[岡田暁生]]|date=2012年2月5日|title=楽都ウィーンの光と陰:比類なきオーケストラのたどった道|publisher=[[小学館]]|isbn=978-4-09-388237-8|ref=岡田(2012)}}
* CD「レハール:喜歌劇≪メリー・ウィドウ≫」[[ジョン・エリオット・ガーディナー]]指揮、[[ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団]](POCG-1840)解説書および対訳。