「長七郎江戸日記」の版間の差分

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夜半、悪の一味が首謀者の屋敷で密談していると、どこからか悪事を咎める声が響いてきて会話を遮る。首謀者が'''「何奴じゃ!」'''と叫ぶと長七郎が姿を現し、着流しに金糸で刺繍してある三つ葉葵の紋が一味の目に入ると、すかさず供の三宅宅兵衛が'''「えい、控えぃ! これにおわすは畏れ多くも上様'''(=[[徳川家光]])'''の甥御様、松平長七郎長頼君なるぞ!」'''と一喝(右平次が代わりを務めることもあった)また長七郎のみの場合、「いかにも!松平長七郎長頼!」と名乗ると一味は畏まる<ref>尚、第2シリーズで将軍が[[徳川家綱]]に代替わりした設定になってからは「上様の甥御様」の部分が'''「将軍家御血筋にあらせられる」'''に変更されている。</ref>。しかし、首謀者は'''「此奴は長七郎君の名を騙る偽者じゃ!」'''あるいは'''「ええい、長七郎君とて構わん!」'''、'''「野に下った長七郎君など恐るに足りん!」'''などと開き直って家臣や用心棒総がかりで斬り掛かってくる。
 
そこで長七郎は'''「止むを得ん!俺の名前は[[引導]]'''(印籠ではない)'''代わりだ。迷わず地獄悪人に堕ちるがよい!」'''と啖呵を切って大小を抜き、二刀流の妙技で一味をバッタバッタと斬り捨ててゆく。最後に首謀者に止めを刺すと、大刀と小刀をそれぞれ大きく一振りして血曇りを払い、回れ左で旋回しつつ両刀を同時に鞘に納める。(その回の一番の悪人に止めを刺す前に「俺の名前は引導代わりだ、…」と言うパターンもある。)再び正面に向いた所を切り替わったカメラが大写しにして「決め」となるが、この納刀シーンがシリーズを通じての一つの見せ場となっていた。
 
;『[[長七郎天下ご免!]]』との相違