「オフィス・オートメーション」の版間の差分

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現在では、余り意識して「オフィス・オートメーション」と呼ばれることは無く、事務所といえば[[パーソナルコンピュータ|パソコン]]が普通にあるもの、[[Local Area Network|LAN]]が接続されているもの、[[インターネット]]を通じて情報をやり取りするものと言った具合に、1980年代に予測された以上の状態にある。このためオフィス・オートメーションは、僅かに[[OAフロア]]や「[[OA機器]](情報機器と同義)」といった言葉に残るのみである。しかしそれでもペーパーレスは起こっておらず、一頃に比べれば高品質な[[普通紙]]や[[感熱紙]]のようなOA専用の紙ではなく、[[再生紙]]が利用できるようにはなっているが、依然として紙媒体の完全な置き換えは起こっていない。
 
マッキンゼー・アンド・カンパニーによると、ホワイトカラーの象徴といえる金融機関でも自動化が進む。事務職では60ある業務のうちファイル作成など65%がロボットに代替できる。ゴールドマン・サックスでは20000年に600人いたトレーダーが株式売買の自動化システムに置き換わり現在は数人に減った。著名投資家のジム・ロジャーズも「AIが進化すれば証券ブローカーなどの仕事は消える」と断言する。一方で意思決定や計画立案にかかわる仕事、想像力を働かせる仕事はロボットの苦手分野である。最高経営責任者(CEO)など経営幹部には63の業務があるが、ロボット化が可能なのは業務進捗表の作成など22%にとどまる<ref>日本経済新聞 2017/4/23付</ref>。
 
==今後の課題==