「マクロス VF-X2」の版間の差分

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テーマソング、シングルCDほか
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== 作品概要 ==
[[1997年]]に発売された前作『'''[[マクロス デジタルミッション VF-X]]'''』と同様に、[[特殊部隊|特務部隊]]「VF-X」の[[可変戦闘機 (マクロスシリーズ)|可変戦闘機]](バルキリー)の[[特殊部隊|特務航空隊]]「VF-X」の機体を操作して作戦ながら任務を遂行するステージクリア型の3Dシューティングゲームである。前作と同じく[[UNiT]]がゲームシステムを開発し、[[河森正治]]、[[宮武一貴]]、[[美樹本晴彦]]、[[板野一郎]]ら「マクロスシリーズ」のメインクリエーターが制作に参加した。CGイラストレーターの[[天神英貴]]は本作よりマクロス関連の仕事に参加している。
 
作品内ではバルキリーの特徴であるファイター、[[ガウォーク]]、バトロイドの三形態を自由に変形、操作することが出来る。[[ミサイル]]の搭載数、発射数が非常に多いという要素も踏襲しており、'''[[板野一郎#板野サーカス|板野サーカス]]'''と呼ばれる大量のミサイルが画面内を飛び交う、マクロスのダイナミックな戦闘をゲーム上でも再現出来る作りになっている。また、前作で不満の多かったゲーム内容やシステム面を見直し、大幅な改良を加えた。特に'''バリアブルビュー'''([[#バリアブルビュー|後述]])と呼ばれる独特の視点移動システムの導入は、一般的な3Dシューティングゲームとは一線を画する「バルキリーシミュレーター」としての操作感覚を生み出している。
 
プレーヤーが使用可能な機体として、新たに可変攻撃機[[VA-3 インベーダー]]と可変戦闘機[[VB-6 ケーニッヒモンスター]]が登場する。ケーニッヒモンスターは宮武がデザインした[[デストロイド#モンスター|デストロイド・モンスター]]をベースにして、河森が新たに三段変形デザインを起こした。
オープニングテーマ『GET FREE』は『[[マクロス7]]』で[[熱気バサラ]]の歌を担当した[[福山芳樹]]が所属する[[HUMMING BIRD (バンド)|HUMMING BIRD]]が手がけるロックナンバー。エンディングテーマ『SHOOT&SHOUT』は[[高尾直樹]]が歌っている。
 
2002年に[[東京スナック]]が行った懸賞で、限定1000本の賞品となったスペシャルバージョンも存在する。製品版とは異なった3種のゲームモードを有し、「VF-5000 スターミラージュ」が使用可能。グラフィックも向上している。現在の入手は非常に困難。
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*『マクロスF』に登場するキーアイテム「[[マクロスF#フォールド関連|フォールドクォーツ]]」について、小太刀の小説版では「超時空共振水晶体」と同一のものとしている<ref>小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.3 アナタノオト』、49頁。</ref>。マンフレート・ブランドは2043年にフォールドクォーツを発見した[[マクロスF#第117次大規模調査船団|第117次大規模調査船団]]の調査責任者であり<ref>小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.3 アナタノオト』、77頁。</ref>、[[マクロスFの登場人物#第117調査船団|マオ・ノーム]]博士の理論に注目してジャミングサウンドシステムを開発した<ref>小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.3 アナタノオト』、205頁。</ref>。ブランドは本作でエイジスに敗れたあとギャラクシー船団の意識集合体の一員となり、[[グレイス・オコナー]]らと共謀して[[バジュラ (マクロスシリーズ)#銀河並列思考ネットワーク計画|銀河並列思考ネットワーク計画]]を進める。
*地球直衛艦となったマクロス13は[[キム・キャビロフ]][[中将]]の指揮下で、地球に襲来したバジュラ艦隊を迎撃する<ref>小太刀右京『マクロスフロンティア Vol.4 トライアングラー』、238頁。</ref>。
*本作の惑星名を再使用しているケース。
*『[[マクロス30 銀河を繋ぐ歌声]]』の主人公リオン・榊はS.M.Sセフィーラ支社の所属パイロットである。惑星セフィーラは2059年にはぐれゼントラーディ軍の攻撃を受けて壊滅寸前状態にされた。
**2040年に[[マクロスプラス#登場人物|イサム・ダイソン]]が惑星エデンに赴任する途中、惑星セフィーラで歌舞伎役者の早乙女嵐蔵([[マクロスFの登場人物#主要キャラクター|早乙女アルト]]の父)と出会う(短編「カブキ・ウォーバード」<ref>小太刀右京『マクロスF フロンティア・メモリーズ』、角川スニーカー文庫、2010年(初出は『マクロスエース Vol.003』)。</ref>)。
**ギャラクシー船団の[[マクロスFの登場人物#マクロス・ギャラクシー船団|ブレラ・スターン]]は[[VF-27 ルシファー|YF-27-3シャヘル]]に乗って惑星ネバーに赴き、軌道エレベーター内で[[デストロイド#アナベラ・ラシオドーラ|アナベラ・ラシオドーラ]]と交戦する(短編「ワイアード・ウォーリア」<ref>小太刀右京『マクロスF フロンティア・メモリーズ』(初出は『[[ザ・スニーカー]]』2009年10月号)。</ref>)。
**[[マクロス30 銀河を繋ぐ歌声]]』の主人公#登場キャラクター|リオン・榊]]はS.M.Sセフィーラ支社の所属パイロットである。惑星セフィーラは2059年にはぐれゼントラーディ軍の攻撃を受けて壊滅寸前状態にされた(『[[マクロス30 銀河を繋ぐ歌声]]』)
 
== テーマソング ==
;GET FREE
:作詞 - HUMMING BIRD/福山恭子、作曲 - [[福山芳樹]]、歌 - [[HUMMING BIRD (バンド)|HUMMING BIRD]]
:オープニングテーマ『GET FREE』は『[[マクロス7]]』で[[Fire Bomber#熱気バサラ|熱気バサラ]]の歌を担当した[[福山芳樹]]が所属する[[HUMMING BIRD (バンド)|HUMMING BIRD]]が手がけるロックナンバー。エンディングテーマ『SHOOT&SHOUT』は[[高尾直樹]]が歌っている
;SHOOT&SHOUT
:作詞 - [[里乃塚玲央]]、作曲・編曲 - [[神保彰]]、歌 - [[高尾直樹]]
:エンディングテーマ。
 
== 関連商品 ==
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=== CD ===
;GET FREE
; マクロスVF-X2 オリジナルサウンドトラック([[ビクターエンタテインメント]])
:1999年9月1日、[[ビクターエンタテインメント]]より発売。VIDL-30442。
:HUMMING BIRDの主題歌シングル(8cmCD)。カップリング曲「新しい風」を収録。
; マクロスVF-X2 オリジナルサウンドトラック([[ビクターエンタテインメント]])
:1999年9月22日、ビクターエンタテインメントより発売。VICL-60448。
: オープニングテーマ『GET FREE』、エンディングテーマ『SHOOT&SHOUT』を含む作中で使用された全29曲を収録。