「プジョー・908 HDi FAP」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Danone956 (会話 | 投稿記録)
m →‎参戦履歴: 908のデビューイヤーの記述にミスが見られましたので、修正しておきました。
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
64行目:
しかし、レーススタートして2時間後、本命とされていたプジョーの8号車がパドルシフトのトラブルにより長期のピットインを余儀なくされ、優勝争いから脱落。残された2台のプジョーが交互にトップを快走するも夜間に9号車に乗る[[クリスチャン・クリエン]]がトップ走行中にスピン、グラベルに捕まり大きく順位を落とす。さらにプジョー勢はマシンにオーバーヒートのトラブルを抱え、ピットイン毎にクーリングの処置を強いられタイムロスする事になる。その後レースはウェットコンディションとなり、これを目論んでいたかのようにアウディの2号車が1周5秒近く速い驚異的なペースで一位の7号車を猛追、3分近くあった差は一気に縮まり次の同時ピットストップでついに逆転、アウディにトップを明け渡す事となる。その後も2台は激しいデッドヒートとなり、レース終盤に逆転を狙ったプジョーが賭けに出るも作戦失敗、この年もアウディに優勝を奪われる形となる。最終結果では7号車が2位、9号車が3位、全車がル・マンを完走と前年を上回る結果となったが、圧倒的なポテンシャルを持ちながら、トラブルや雨に翻弄され、ピットでのドタバタ劇など性能では劣るマシンながら虎視眈々とレース全体を見据えて堅実な走りをしたアウディ勢に総合力で下回り、マシンだけでは勝てないル・マンの厳しさを目の当たりにする大きな敗北であった。
 
2009年の[[ル・マン24時間レース]]で、5年連続優勝をしている[[アウディ]]を破り、総合1-2フィニッシュを飾っている。なお、これは先代マシンである[[1993年]]の[[プジョー・905]]以来の、非ドイツメーカーエンジン搭載車によるル・マン勝利である<ref>1995年の[[マクラーレン・F1#レース活動|マクラーレン・F1GTR]]及び2003年の[[ベントレー・スピード8]]はともにイギリスメーカーのマシンであるが、搭載しているのはそれぞれ[[BMW]]と[[アウディ]]製のエンジンである</ref>。[[20112010年]]には改良型の908を投入。ワークス3台。プライベーター1台で参戦。予選で上位4位を独占し速さを見せつけたが決勝ではマシントラブルが相次ぎ、全車リタイアし、[[アウディ・R15 TDI]]に王座を明け渡す結果となった。
 
{{節stub}}