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[[画像:José de San Martín (retrato, c.1828).jpg|right|thumb|150px|[[ホセ・デ・サン=マルティン]]、[[アルゼンチン]]、[[チリ]]、[[ペルー]]の解放者]]
[[画像:Theodore_Herzl.jpg|thumb|150px|[[テオドール・ヘルツル]]、[[シオニズム]]の父で[[イスラエル]]の父]]
[[画像:Sun_Yat-sen_2.jpg|thumb|150px|[[辛亥革命]]を主導した[[孫文]]、[[中華民国]]([[台湾]])の国父]]
 
'''国民の父'''(こくみんのちち)とは、多くの[[国家]]において、独立期や発展期に活躍した象徴的な人物や政治的な指導者を賞賛する際に使われる呼称である。英語からの訳語であるこの呼称の他、似た概念を表す呼称として「'''祖国の父'''」、「'''国家の父'''」、「'''建国の父'''」、「'''独立の父'''」、「'''国父'''」があり、それぞれニュアンスが異なる。
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他の例では、[[アイルランド]]独立運動の指導者で[[アイルランドの大統領|アイルランド共和国大統領]]を長年務めた[[エイモン・デ・ヴァレラ]]が挙げられる。多くのアイルランド人は彼を国父と見ていたが、[[1980年代]]以降の歴史の再評価で、他の独立指導者([[マイケル・コリンズ_(政治家)|マイケル・コリンズ]]など)にスポットが当てられるに従い、デ・ヴァレラの評価は下がっている。
 
[[マハトマ・ガンディー]]は[[インド]]の国父(राष्ट्रपिता)として、[[孫文]]は[[中華民国]]([[台湾]])の国父(國父)として、[[ホー・チ・ミン]]は[[ベトナム社会主義共和国]]の国父として、国家から公式に称されている。[[トルコ]]の近代化の父[[ムスタファ・ケマル・アタテュルク|ムスタファ・ケマル・パシャ]]は、トルコ大国民議会から「父なるトルコ人」という意味のアタテュルクという姓を贈られた。
 
2003年に[[ハーミド・カルザイ]]大統領が起草した[[アフガニスタン]]憲法草案では、廃位されたかつての王である[[ザーヒル・シャー]]に「ババ=エ=ミラート(国父)」の称号が贈られた。この異例の措置は、王政復活を切望するアフガン人に対する配慮であると解釈されている。