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また、次に家系の概念の代表的な用法として挙げられるのが、職業上の家系である。「代々、学者・教育者の家系」「代々、医者の家系」「政治家の家系」「実業家の家系」「芸道武道の家系」などというように、一定の職業を家業としている場合や、親族で類似した職業選択が行われている場合、その傾向を指して使われる。
 
特に特定の職業に就く上で、必要となる教養をみつけなる必要がありればならず、そうした教育を施す環境や経済力が必要となる場合がある。
例えば、政治家の場合は、選挙に立候補する場合、得票するための支持基盤や莫大な選挙費用などを負担し得るだけの経済的基盤があることが前提とされやすく、そうした基盤のない者が政治家を志すことは困難である場合が多かった。対して、両親ないし血族内に政治家がいる場合、支持基盤や経済基盤を得るのが比較的容易であり、結果として政治家の二世、三世、四世といった[[世襲議員]]が輩出されやすい傾向がある。