「贈り物」の版間の差分
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'''贈り物'''(おくりもの)とは、何か出来事があった際
== 特徴 ==
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}}</ref>。
*贈り物を媒介として、前の所有者の人格や感情が伝達される。
*友情や信頼の持続性を表明するため、お返しには一定の間隔をおく。
*贈り物では、交換価値(例えば金額換算)という思考が通常は排除される。
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#それを受ける義務 - 贈り物を受けることで債務意識が生じる。しかし、贈り物を拒むことは人間関係を築く上で禍根を残すこともある。そのため、贈り物を受けることは関係を維持するための基本的な[[マナー]]となる。
#お返しの義務 - 「貸し」「借り」を作ったままでは双方が落ち着かないのでお返しをする。こうした受贈者に生じる返礼の義務感を[[互酬性]](reciprocity)とも呼ぶ。
のちに、[[モーリス・ゴドリエ]]は第4の義務として「神々や神を代表する人間へ贈与する義務」を追加した。歴史を遡るほど人々の生活の中で第4の義務の比重は高くなる。
== 動機の例 ==
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* [[お年玉]] - 年神からの賜りもの、年(トシ = 米 = 稔りに1年かかるの意)の魂(霊魂)、という意味合いがある<ref name="murobushi" />。
* [[年賀]]
* [[バレンタインデー]]([[2月14日]]) - 日本にこの風習がいつ伝わったか確かなことは分かっていないが、商業イベントとしては[[1930年代]]、広く浸透はしなかったものの、製菓業界による宣伝を契機にするという説が有力である。[[1950年代]]には、[[百貨店]]が女性を対象とした販売促進イベントとしてこの習慣をアピールした。このときは送る相手(恋人・友人・家族)、贈答品
* [[ホワイトデー]]([[3月14日]]) - 1980年代、日本の[[洋菓子]]業界がバレンタインデーの返礼イベントとして提案した、日本独自の風習である<ref name="sekiguchi" />。
* 合格祝い、入学祝い、卒業祝い
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}}</ref>。
[[柳田國男]]は日本人の贈
|author=柳田國男
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* [[賞品]]
* [[賞金]]([[懸賞金]])
* [[
* [[ギフトショップ]] - 贈り物用の品を販売する店
* [[カタログギフト]] - 任意の商品を受け取り手に選ばせるサービス
* [[供物]]
{{DEFAULTSORT:おくりもの}}
[[Category:贈
[[Category:習俗]]
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