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== 病態と発生 ==
角膜上の涙液は、油層、水層、[[粘液]]([[ムチン]])層で構成され、いずれかの要素が欠乏するとしても安定性が崩れドライアイとなる<ref name="kudou">工藤かんな、島﨑潤「病気について知りたい!臨床講座1:ドライアイ」『PharmaTribune』2009年、1巻、1号、p28-32</ref>。
主に[[テレビ]]、[[コンピュータ]]の画面を見る行為等による目の酷使、[[空気調和|冷暖房]]による空気の乾燥化、[[コンタクトレンズ]]の装着により発生が増加するといわれる。
コンピュータ作業([[VDT作業]])によるドライアイは、画面を凝視し瞬きの回数が減少することによると考えられている。また、コンタクト装着によるドライアイのうち、ソフトコンタクトレンズでは表面から涙液の蒸発量が増すため症状を引き起こす<ref name="kudou"/>。
現代人は目を酷使する事が多く、一般的なオフィスでは約30%がドライアイと言われる。
コンタクトレンズを装着していると、その率は約40%と更に上がる。
 
=== 主な病因 ===