「武甲山」の版間の差分

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==山名の由来==
[[ヤマトタケル|日本武尊]]が、自らの甲(かぶと)をこの山の岩室に奉納したという伝説が[[元禄時代]]時代の頃から定着した。
 
==自然==
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==石灰岩採掘==
武甲山の[[石灰岩]]は日本屈指の良質な大鉱床であり、可採鉱量は約4億トンと推定されている。山の北側斜面が石灰岩質であるために古くから[[漆喰]]などの原料として採掘されていた。[[明治時代|明治期]]より[[セメント]]の原料として採掘が進められ。[[1940年]](昭和15年)に秩父石灰工業が操業を開始して以降、山姿が変貌するほど大規模な採掘が進められ、とくに北斜面で山体の崩壊が著しい。
 
[[1900年]](明治33年)の[[測量]]では標高は1,336メートルを記録したが、山頂付近も採掘が進められたために[[三角点]]が移転させられ、[[1977年]](昭和52年)には標高1,295メートルとされた。[[2002年]](平成14年)に改めて三角点周辺を調査したところ、三角点より西へ約25m離れた地点で標高1,304mが得られ、[[国土地理院]]はこれを武甲山の最高地点と改めた(国土地理院の発表日時:2002年11月8日(金)14時00分)。そして、地図上では1,295mの三角点と最高地点1,304mの両方を表示することとした。
 
==神社仏閣==
{{multipleMultiple image
| align = right
| image1 = 武甲山御嶽神社 Bukou-san Mitake shrine - panoramio.jpg
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頂上に水洗トイレがあるが、雨水を貯めて利用するタイプであるため水洗できないこともあり、冬季は閉鎖。
 
''';ルート'''
*[[横瀬駅]]生川武甲山
:表参道と呼ばれるルートである。横瀬駅から登山口の生川(うぶがわ)までの道はバス便はなく、徒歩か自動車に限られる。鉱石運搬のダンプカーが頻繁に通行しているので、歩行する場合は十分注意が必要である。[[西武秩父駅]]・[[秩父駅]]からタクシーを利用する方法もある。
*[[浦山口駅]]橋立武甲山
:浦山口駅から[[秩父三十四箇所|秩父札所]]28番橋立堂・[[橋立鍾乳洞]]の前を通り頂上に至るルートである。
*その他、武甲山からは[[大持山]]・[[武川岳]]方面へ縦走することもできる。
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*[[二子山 (埼玉県横瀬町)|二子山]](883m)
 
== 補足・参考文献 ==
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