「ハノーヴァー万国博覧会」の版間の差分

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[[Image:Expo 2000 Dach Holzkonstruktion.jpg|thumb|ハノーファーメッセを覆う巨大なもみの木の屋根]]
[[Image:Expo2000 nl.jpg|thumb|[[MVRDV]]が設計した[[オランダ]]パビリオン]]
'''ハノーヴァー万国博覧会'''(ハノーヴァーばんこくはくらんかい)は、[[ドイツ]]の[[ハノーファー]](ハノーヴァーは英語の発音)で[[2000年]][[6月1日]]から[[10月31日]]まで開催された[[国際博覧会]]である。

==概要==
[[20世紀]]最後の万博にしてドイツ初の大型国際博覧会でもある。世界中が地球温暖化等の環境問題に直面する中、テーマを「Mensch, Natur und Technik(人間・自然・技術)」と定め、環境万博を名乗った。会場面積は約160haで、既存のハノーファー・メッセ(見本市会場)の敷地を利用する形で行われ、万博後のメッセの機能向上や知名度向上が期待されていた。191の国や機関が参加(万博史上最多)することになり、ドイツがヨーロッパのほぼ中央に位置することから、人が集まりやすいと考えられ、目標入場者数もかなり多めに推定された。総入場者数は1800万人を記録したが、約24億マルク(約1200億円)の大赤字を生む悲惨な結末となった。次の万博である[[2005年日本国際博覧会]]は、ハノーヴァー万博の課題を引き継ぐ形で計画が進められた。しかし、こちらは成功<ref>成功というのはあくまでも大本営発表であり、[[愛知万博]]の最終赤字は800億円である。</ref><ref>[https://archive.is/RFjKI 外部リンク]</ref>
に終わり、ハノーヴァー万博の失敗があったためか、[[博覧会国際事務局]](BIE)から高く評価された。
 
テーマ曲はドイツのテクノミュージックグループ・[[クラフトワーク]]と、ドイツの[[ハードロック]]・[[ヘヴィメタル]]バンド・[[スコーピオンズ]]が担当した。
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{{commons&cat|Expo 2000|Expo 2000}}
 
== 脚注 ==
{{Reflist}}
{{前後の国際博覧会
|開催国=[[ドイツ]]