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[[File:Hon kesa gatame.jpg|thumb|250px|'''袈裟固'''の基本形]]
[[File:Wrestling centraldavidson009.jpg|thumb|[[アマチュアレスリング|レスリング]]の試合で'''袈裟固'''の体勢で[[ピンフォール]]を狙う選手レスラー(上)。]]
'''袈裟固'''(けさがため)は、[[柔道]]の[[固技]]の抑込技7本の一つ。
 
[[アマチュアレスリング|レスリング]]や[[ブラジリアン柔術]]でも使われる技である。
 
[[講道館]]は固技の分類を制定した[[昭和60年]]、この技の名称を'''本袈裟固'''(ほんけさがため)としたが[[平成9年]]4月1日に[[国際柔道連盟]]に合わせる形で当名称に変更した。
 
== 基本姿勢概要 ==
基本形は片方の腕で相手の首を抱えて、もう片方の腕で相手の腕を掴んで抑える技。
 
[[柔道]]の[[寝技]]の中でも、基本的な[[寝技]]であり、[[抑込技]]の中でもおなじみの技である。
 
腰を相手の脇に密着させて体を開き(若干相手に体重を預けるくらい)、相手の脇側(自分の体に近い側)の腕を自分の腕で深くはさみこみ、残った自分の腕を相手の首の下から差込み、首を抱え込んで前襟をつかみ相手の行動を封じる(抑え込む
 
[[File:Makura_kesa_gatame.jpg|thumb|250px|'''枕袈裟固''']]
=== 枕袈裟固 ===
通称'''枕袈裟固'''(まくらけさがため)は相手の首を抱える腕の手で自らの腿を掴む袈裟固。
 
== 特徴 ==
* 相手がガードしている状態(いわゆる亀になっている時)よりも、立ち技から崩れたときに決まりやすい。
* 袈裟固自体は相手の動きで逃げられやすい(もっとも寝技に習熟した者が完璧に袈裟固を決めれば、ほぼ脱出は不可能)ため、抑え込みを掛けられる相手の逃げる方向により、[[横四方固]]や[[後袈裟固]]に変化することができる応用に優れた寝技といえる。
*国際柔道ルールにおいては引き手、釣り手の基本組み手のまま相手が崩れた場合に咄嗟に袈裟固に入りやすいこと、脚が絡まれなければバックが半分取られそうな体勢まで崩れても抑え込み継続扱いになること、20秒で一本となることから多用される<sup class="Template-Fact plainlinks">[<i>[[:ja:Wikipedia:「要出典」をクリックされた方へ|<span title="この記述には信頼できる情報源の提示が求められています。(y年m月)" style="white-space:nowrap">要出典]]</i>]</sup>。
*相手の首を抱える腕の手で自らの腿を掴む技は通称'''枕袈裟固'''(まくらけさがため)と呼ばれる。
 
[[File:Makura_kesa_gatame.jpg|thumb|250px|枕袈裟固]]
 
== 連携 ==