「ジアゼパム」の版間の差分

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== 逸話 ==
*ゲーム「[[メタルギアソリッド]]」には、狙撃時の手ぶれを少なくする効果で、ジアゼパムがアイテムとして登場する。「メタルギアソリッド インテグラル」および「[[メタルギアソリッド2 サンズオブリバティ|メタルギアソリッド2]]」まではこの名称だったが、権利上の問題が発生したためか、メタルギアソリッド2サブスタンス以降は『ペンタゼミン』という架空の名称に変更された。
*[[ローリング・ストーンズ]]にはジアゼパム (Valium) に捧げられた曲『マザーズ・リトル・ヘルパー』があり、その中で "little yellow pill"(小さな黄色い丸薬)として登場する。
*1975年、ニュージャージー州在住であった[[カレン・クィンラン]]はアルコールとともにジアゼパムを摂取し、意識障害と呼吸停止をきたした。その後彼女は昏睡状態となり、[[遷延性意識障害]]と診断された。患者の家族は彼女の[[死ぬ権利]]を主張したが、彼女が入院していたカトリック系の病院はこれを認めなかった。このため法廷闘争となり、州の最高裁判所によって家族の主張を支持する判決が下された。そして彼女の[[人工呼吸器]]は取り外されたが、クィンランはなお9年間にわたって生き続けた。これは患者の自己決定権としての「死ぬ権利」が法的に認められた最初の事例であると考えられている。