「正規表現」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
HalfDesire (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
3行目:
もともと正規表現は形式言語理論において[[正規言語]]を表すための手段として導入された。形式言語理論では、形式言語が正規言語であることと正規表現によって表せることは[[同値]]である。
 
その後正規表現は[[テキストエディタ]]、[[ワードプロセッサ]]をはじめとする[[アプリケーションソフトウェア|アプリケーション]]で[[パターンマッチング|パターンマッチ]]文字列を表すために使用されるようになり、表せるパターンの種類を増やすために本来の正規表現にはないさまざまな記法が新たに付け加えられた。このような拡張された正規表現には正規言語ではない文字列も表せるものも多く、ゆえに正規表現という名前は実態に即していない面もあるが、伝統的に正規表現と呼ばれ続けている。
 
この記事では主にこのような正規表現を用いた[[パターンマッチング]]について説明している。以下、誤解のない限り、アプリケーションや[[プログラミング (コンピュータ)|プログラミング]]において正規表現を用いた文字列のパターンマッチングを行う機能のことを、単に正規表現という。
 
ほとんどの[[プログラミング言語]]では、構文または[[ライブラリ]]によって正規表現を使うことができるようになっている。構文やライブラリに正規表現を備えたプログラミング言語やユーティリティとして、{{lang|en|[[grep]]}}、{{lang|en|[[AWK]]}}、[[Sed (コンピュータ)|{{lang|en|sed}}]]、{{lang|en|[[Perl]]}}、{{lang|en|[[Tcl/Tk|Tcl]]}}などがある。