「ガンガゼ」の版間の差分
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棘は長いものは30cmに達し、本体に比べて著しく長い。上向きの棘が長いが、下側は短い。若い個体では棘に白の横縞模様が見られる個体もある。
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一般的なウニである[[ムラサキウニ]]や[[ナガウニ]]、[[バフンウニ]]などは、手に乗せて多少押しつけるなどしてもそうそう刺さらず、刺さったとしてもほとんど深傷にはならない。しかしガンガゼの長い刺は細くて鋭く、その先端はごく容易に人の[[皮膚]]に突き刺さる。表面に逆刺があり、しかも折れやすいために、皮膚内部に折れて残ることが多く、ひどく痛む。南日本の[[海岸]]で見られるウニとしてはほとんど唯一気をつけるべき種である。なお、ガンガゼ以外で有毒なウニとして知られる[[ラッパウニ]]、[[イイジマフクロウニ]]などはむしろ棘が短く、バフンウニに似た形状をしている。
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