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13時から16時あたりに受付が開始される。アーリーチェックインは宿泊施設規定のチェックイン開始時間よりも早くチェックインを行うもので、原則追加料金の支払いが必要。
 
宿泊当日は、フロントで氏名・住所・電話番号などを記入し、前金式のホテルでは代金を支払う。後払い式のホテルではチェックアウト時に精算する。一部の高級ホテルでは、一定額の現金([[デポジット]])または[[クレジットカード (日本)|クレジットカード]]のプリント(金額空欄の売上票を作成する)を要求されるケースがある。

高級ホテルに宿泊し慣れていない者の中には、このようなシステムに不快感を抱く者がいる(各種旅行サイトの感想投稿欄に、不快感を示すコメントがしばしば見受けられる)が、各ホテルの宿泊約款に到着時に行う事として定められており、高級ホテルや[[世界]]のホテルでは極めて一般的なことである。
 
フロントで氏名を記入する際、本名でなく偽名を用いると、[[旅館業法]]違反や[[私文書偽造]]罪に該当し、[[逮捕]]されるケースもある([[公安警察]]が[[別件逮捕]]・[[微罪逮捕]]の手段として用いる)。
 
日本ではビジネスホテル等の廉価なホテルは前払い方式、それ以外の高級ホテルや観光地の旅館タイプのホテルでは、チェックアウト時に支払う後払い式が比較的多く、後者の方式を採用しているホテルは、多少なりとも客による「[[食い逃げ]]」「泊まり逃げ」([[詐欺罪]]が成立する)のリスクを負うことになる。<!--また高級ホテルのフロントクラークは、前金を要求すべきか、もしくは後払いでないと失礼な客であるかを見分ける腕が必要とされている。童話作家の[[栗良平]]が長期間料金を払わず複数の宿泊施設に滞在したのち[[1999年]]に失踪したのは有名である。-->
 
次に部屋の鍵を受け取り、その部屋に行くことになる。なお、部屋から外に出るときは、通常はフロントに鍵を預けるが、磁気カード式のホテルにおいては持ち出し自由の場合もある。またカード式の場合、宿泊の記念としてチェックアウトの際に、カードを持ち帰ることが出来るホテルも存在する(コードはチェックアウト後に変更され新しいカードも準備される)。