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漫画家になりたくて高校生の時に漫画賞に応募し続け、大学ではデザインを専攻し漫画研究会に入ったが、漫研の中で最も絵が下手であった為プライドが叩き潰され、演劇研究会に入った。コメディにも興味があり高校生の時に[[財津一郎]]や[[ジョン・ベルーシ]]の真似を一人部屋でしていたが、演劇研究会でいよいよコメディにはまる。在学中に劇団エクボを創設、学外からも人材を集め公演を行なった。大学3年生で演劇をやめ、大学4年で絵画に目覚め、落第。心を入れ替えて就職活動をして、東京へ出る。
 
大学卒業後は23歳で上京し印刷会社でサラリーマンをしていたが、仕事も人間関係も上手くいかず一年で挫折。その後、イラストで細々と生計を立てながら、1980年代後半に雑誌で団員を募集し劇団[[大人計画]]を26歳で設立する。同時期に[[ラジカル・ガジベリビンバ・システム]]に本名で参加している。『[[ファンキー! 宇宙は見える所までしかない]]』で第41回[[岸田國士戯曲賞]]受賞。以後、テレビや映画などへ役者として出演することが多くなる。
『[[ファンキー! 宇宙は見える所までしかない]]』で第41回[[岸田國士戯曲賞]]受賞。
以後、テレビや映画などへ役者として出演することが多くなる。
 
[[2004年]]公開の映画監督デビュー作『恋の門』は[[ヴェネツィア国際映画祭]]に出品された。漫画原作者としても活動。特に[[漫画家]]、[[河井克夫]]との活動は名義を「チーム紅卍」としている。[[山本直樹]]の漫画原作も手がけている。コラム、小説など著書も多数。2006年1月、小説『[[クワイエットルームにようこそ]]』で第134回[[芥川龍之介賞]]候補。2010年、『[[老人賭博]]』で第142回芥川賞候補。2006年から[[太田出版]]より、松尾がスーパーバイザーをつとめる雑誌『[[hon-nin]]』が刊行されている。
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** 植物男子ベランダー SEASON2(2015年、NHK BSプレミアム) - 茂木梅吉 役
**植物男子ベランダー 俺のウインタースペシャル(2015年、NHK BSプレミアム) - 茂木梅吉 役
**植物男子ベランダー SEASON3(2016年4月 - 、NHK BSプレミアム) - 茂木梅吉 役
* [[怪奇恋愛作戦]](2015年2月21日、テレビ東京系)第7話 - 腹話術芸人 役
* [[地域発ドラマ]]『[[ガッタン ガッタン それでもゴー]]』(2015年10月28日、[[NHK BSプレミアム]]) - 小谷良夫 役<ref>{{cite web|url=http://www.oricon.co.jp/news/2057911/full/|title=谷村美月、町田啓太ら奥飛騨の自然に圧倒 岐阜発地域ドラマ撮影中|publisher=[[オリコン|ORICON]]|date=2015-08-22|accessdate=2015-08-24}}</ref>
* [[木曜時代劇 (NHK)|木曜時代劇]]『[[ちかえもん]]』(2016年1月 - 、NHK) - [[近松門左衛門]] 役<ref>{{cite web|url=http://www.oricon.co.jp/news/2061340/full/|title=青木崇高×松尾スズキ、『曾根崎心中』誕生秘話を創作|publisher=ORICON STYLE|date=2015-10-26|accessdate=2015-10-27}}</ref>
*[[みをつくし料理帖]](2017年) - 采女宗馬
 
=== 映画 ===
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* [[female]] 夜の舌先(監督・脚本)
* [[東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜 (映画)|東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜]](脚本)※[[日本アカデミー賞]]・最優秀脚本賞受賞
*[[ジヌよさらば〜かむろば村へ〜]](監督・脚本・出演)
 
=== テレビドラマ(脚本・演出) ===
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* 『キレイ2005』(2005年・白水社)
* 『まとまったお金の唄』(2006年・白水社)
* 『ウェルカム・ニッポン』(2012年・白水社 2012
* 『ラストフラワーズ』(2014年・白水社 2014
* 『キレイ 神様と待ち合わせした女』(2014年・白水社 2014
 
=== シナリオ ===
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* 『同姓同名小説』(2002年・ロッキング・オン)のち[[新潮文庫]]
* 『宗教が往く』(2004年・[[マガジンハウス]])のち[[文春文庫]]
* 『クワイエットルームにようこそ』(2005年・[[文藝春秋]])のち文庫 
* 『老人賭博』(2010年・文藝春秋)のち文庫 
** [[すぎむらしんいち]]による[[漫画化]]あり(2011年 - 2012年・[[講談社]]、全3巻)
* 『私はテレビに出たかった』([[朝日新聞出版]]、2014年 [[朝日新聞]]の[[連載小説]])
 
=== 絵本 ===
*『気づかいルーシー』文・絵 (2013年・[[千倉書房]] 2013
 
=== 漫画 ===
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=== エッセイ他 ===
* 『大人失格』(1995年・[[マガジンハウス]])のち[[光文社]]知恵の森文庫
* 『第三の役たたず』(1999年・情報センター出版局)のち光文社知恵の森文庫 
* 『この日本人に学びたい』(1999年・[[ロッキング・オン]])のち光文社知恵の森文庫 
* 『ぬるーい地獄の歩き方』(1999年・演劇ぶっく社)のち文春文庫 
* 『永遠の10分遅刻』(2001年・ロッキング・オン)
* 『これぞ日本の日本人』(2001年・[[ぴあ]])のち光文社知恵の森文庫 
* 『演技でいいから友達でいて 僕が選んだ舞台の達人』(2001年・岩波書店)のち[[幻冬舎文庫]]
* 『寝言サイズの断末魔』(2003年・[[扶桑社]])のち扶桑社spa! 文庫
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* 『東京物欲道場 デジモノステーションPRESENTS』(2007年・ソニーマガジンズ)
* 『ドブロクの唄』(2008年・新潮社)
* 『サビシーマン 寝言サイズの断末魔IV』(2008年・扶桑社)扶桑社spa!文庫 2012
* 『中年入門』(2008年・朝日新聞出版)
* 『俺はモテても困らない 松尾スズキの突然独身ブログ』(2009年・ロッキング・オン)
* 『ニャ夢ウェイ』[[河井克夫]]共著 (2009年・文春文庫 2009
* 『ニャ夢ウェイ』2-4 河井克夫共著 (2009年・ロッキング・オン 2009-15
* 『ニッポンで笑う お婆ちゃん!それ、偶然だろうけどリーゼントになってるよ!! 3』河井克夫イラスト (2013年・[[東京ニュース通信社]] 2013
* 『人生に座右の銘はいらない』(2013年・朝日新聞出版 2013
* 『現代、野蛮人入門』(2014年・角川SSC新書 2014
 
== 脚注 ==