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[[銅鏡]]、各[[神獣鏡]]の意匠としても見られる。特に[[唐]]の時代に作られた「海獣葡萄鏡」に多数見受けられる。海獣とは海の獣という意味ではなくて唐の国にとって[[砂漠]]の向こうという意味であり「海外の獣」という意味である。
 
[[明]]代には竜が生んだ九匹の子である[[竜生九子]](りゅうせいきゅうし)の一匹とされた。[[楊慎]]『[[升庵外集]]』や[[李東陽]]『[[懐麓堂集]]』([[<ref>{{cite book|和書|author=李東陽]]著)|title=懐麓堂集|volume=巻72・記竜生九子|quote=狻猊、平生好坐。今仏座獅子是其遺像。|url=https://archive.org/stream/06077717.cn#page/n108/mode/2up}}</ref>など登場する。『升庵外集』によれば、[[獅子]]に似た姿で[[煙]]や[[火]]を好み、故に[[香炉]]の脚の意匠にされるという。
 
なお、小説『[[水滸伝]]』の登場人物である[[トウ飛|&#37159;飛''']]の渾名は「火眼狻猊」(かがんさんげい)といい「赤い目をした獅子」という意味である。