「密航」の版間の差分

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近年、[[アフリカ]]から[[ヨーロッパ]]への密航者の急増が社会問題化している。経済的に発展途上国が多く、労働市場の状況が悪いアフリカ諸国から、仕事を求めてヨーロッパへの渡航を試みるものは多い。アフリカからヨーロッパへ密航するルートはおもに[[西アフリカ]]から[[スペイン]]を目指す<ref>{{Cite news|url= http://japanese.china.org.cn/life/2014-2/19/content_31523370.htm |title=ヨーロッパに密航するため 200人のサハラ移住者が同時に国境の壁を登る|work= japanese.china.org.cn|publisher= japanese.china.org.cn|date=2014-02-19|accessdate=2014-04-21}}</ref>ものと、[[リビア]]から[[イタリア]]を目指すものなどがある<ref>{{Cite news|url=http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE86A02K20120711|title=地中海密航者54人が脱水死、リビアから欧州目指す|work=ロイター|publisher=ロイター通信社|date=2012-07-10|accessdate=2014-04-21}}</ref>。[[1990年代]]に[[シェンゲン協定]]が西ヨーロッパ諸国で実施され、ヨーロッパ内の国境通過が自由化されると、そこから[[ドイツ]]や[[フランス]]などの経済先進国への入国を目指そうと考える密航者が増えている。
 
1990年代になると、[[モロッコ]]から、アフリカ大陸のスペインの飛び地であるスペイン領[[セウタ]]へ密入国するアフリカ人が急増した。[[2000年]]には、セウタとモロッコとの陸上国境の[[中立地帯]]に二重の鉄条網が張り巡らされ、国境警備が厳しくなったが、海路で[[ジブラルタル海峡]]から密航する小型船が後を立たたない。
 
モロッコからヨーロッパ大陸への交易海上警備が強化されると、モロッコ沖のスペイン領[[カナリア諸島]]を目的地とする密航船が増加した。100キロ以上の外洋を航海することになるため、遭難する船や、海上で命を落とす密航者も少なくない。モロッコ沿岸の取締りが強化され、[[2000年代]]半ばには、密航船の出発地が、[[モーリタニア]]沿岸、さらに[[セネガル]]沿岸へと、どんどん遠方化していく。それに伴い密航にかかわるリスクとコストは増加することになる。2006年にはセネガル沿岸からのカナリア諸島への密航者が急増し、8月までの約8ヶ月間で、約2万人が密航したといわれている。セネガルからカナリア諸島への密航には、1人当たり約40万[[CFAフラン]](約9万円)が必要といわれている。
 
==出典==
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