「グラディウス2」の版間の差分
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『'''グラディウス2'''』 ('''''GRADIUS 2''''') は、[[MSX]]用に発売されたオリジナルの[[グラディウスシリーズ]]の第2弾で、[[1987年]][[8月22日]]に発売された[[シューティングゲーム]]。日本国外版タイトルは "'''NEMESIS 2'''" 。
なお、1988年に[[アーケードゲーム|アーケード]](AC)で発売された'''『[[グラディウスII -GOFERの野望-]]』とは全く違う作品である。'''両者は数字の「2」と「II」で区別される。日本国内ではアーケード版のローマ字数字ナンバータイトルをメインストリームに据えていたが、当時日本国外では[[MSX]]系グラディウスシリーズが主流とされていたために複雑な混同が起きている。呼称は「2=に、MSX」「II=ツー、ゴーファー(GOFERの野望)」によって区別される場合もある。ただし、あくまでも俗称であり、本作の正式な読みもやはり「グラディウス ツー」である。MSXには『[[ゴーファーの野望 エピソードII]]』という独自の作品も存在し、これは本作の続編に当たる作品である。
== ストーリー ==
グラディウス暦[[グラディウス (ゲーム)|6658年]]に起こった惑星グラディウスと亜時空星団バクテリアンとの戦いは、超時空戦闘機ビックバイパーの活躍によりグラディウス側の勝利に終わった。
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グラディウスに再び危機が迫る中、最新鋭の超時空戦闘機「メタリオン」に出撃命令が下った。そのパイロットは8年前、ビックバイパーでバクテリアンを撃退したジェイムス・バートンである。
== 概要 ==
1986年にアーケードからMSXに移植された「グラディウス」に続き、このMSXオリジナルの続編である「グラディウス2」が制作された。コナミは本作の制作にあたり、ストーリーやプレイヤーシップ(自機)のデザインを一般より公募した。コナミが独自開発したカスタム音源チップ・[[SCC]]を搭載させた初のソフトでもある。
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ゲームオーバー画面を写真に撮ってコナミに送付する形式で、ゲームスコアのコンテストも行われた。そのため、スコアの真下に確認用の数字が表示され、「10倍カートリッジ」を使用・スコア改ざんの有無を識別できる作りになっていた。
発売前に展示されていた店頭デモ用ROMには、スタート時にメタリオンのカタパルト発進デモがあったが、発売バージョンでは削除された。デモ用ROMの収録ステージは本編でのステージ2→ステージ6→ステージ3。ステージ3の最後が通り抜けできなくなっており、ここでゲームが終了する。
== 前作からの拡張点 ==
=== パワーアップゲージ拡張 ===
グラディウスのカプセル獲得によるパワーアップゲージのシステムを大幅に拡張している。各面のボス破壊後に内部に侵入し、コアのエネルギー(リークパワー)を吸収することで、新たなパワーアップ項目を獲得することが可能。基本装備をさらに強化するものと、新規にゲージを拡張する装備がある。
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他方、拡張パワーアップの内容でも広範囲で爆発する「ナパームミサイル」、真後ろにも撃てる「バックビーム」、幅の広いレーザーなど以降のシリーズの定番となっていったものがある。
{| class="wikitable" style="font-size: small; text-align: center;"
|+ メタリオン初期パワーメーターゲージ
|▼
| 1 || 2 || 3 || 4 || 5 || 6 ▼
|-
|style="width:5%"|1st▼
|style="width:11%; background-color:#d0d0ff"|SPEED▼
|style="width:11%; background-color:#d0d0ff"|MISSILE #1▼
|style="width:11%; background-color:#d0d0ff"|DOUBLE▼
|style="width:11%; background-color:#d0d0ff"|LASER #1▼
|style="width:11%; background-color:#d0d0ff"|OPTION #1▼
|style="width:11%; font-size:90%; background-color:#d0d0ff"|FORCE FIELD▼
|-
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| style="min-width:
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| style="min-width:
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▲|-
|}
追加装備は以下の順に増える。1隻のボスから取得できる装備の数は撃破に要した時間によって決まり、ボスを早く倒せれば一気に2つの装備を取得出来るが、遅いと1つも取得出来ない。
* UP LASER(LASERの前にゲージ増加)
* DOWN LASER (LASERの前にゲージ増加)
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* FIRE BLUSTER
{| class="wikitable" style="font-size: small; text-align: center;"
|+ メタリオン最終パワーメーターゲージ
▲| 1 || 2 || 3 || 4 || 5 || 6 || 7 || 8 || 9
|-
| style="min-width:
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| style="min-width:
| style="min-width:
| style="min-width:
|-
! style="min-width:50px" | 2nd
| style="min-width:
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| style="min-width:
| style="min-width:
| style="min-width:
| style="min-width:
| style="min-width:
| style="min-width:
| style="min-width:
|-
! style="min-width:50px" | 3rd
| style="min-width:
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| style="min-width:
| style="min-width:
| style="min-width:
| style="min-width:
| style="min-width:
| style="min-width:
| style="min-width:
|}
なお、パワーアップの総覧は以下の通り。併用制限は、リフレックスリングとファイヤーブラスターを除き、前段階の装備と同じ。尚、本作ではパワーメーターゲージの「ミサイル」が”MISSILIE”となっており、本来の英語と比較してスペルのミスが見られるが、ここでは本来の名称である「ミサイル(MISSILE)」と記載する。
; スピードアップ
: 自機の移動速度が上がる。初速を0速として7速まで。自機を失うまで速度を下げる方法は無い。併用制限なし。
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マップ上に置かれた特殊なカプセルを回収することで15秒間効果を得られる。効果時間中は通常のパワーアップ名の表示欄にタイマーが表示されるため、現在何を取れるかがゲージとの対応を覚えていないと分かり辛くなる。4種類あり、カプセルの種類と配置場所はステージ毎に予め決まっている。
: 徐々に攻撃判定が広がっていくレーザー。敵を貫通するが単発。
: 装備中のオプションが自機の周りを回転する。
: 敵と敵弾の移動速度が低下する。
: 自機が回転し粒子地形を体当たりで破壊出来る。
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用意されている通常ステージは8面だが、1周は全14面。7面までクリアすると中間デモがあり、難易度の上がった6~1を逆順にたどった後、最終面になる。
上記のボスは、倒してから一定時間内にコアから艦内に入らなかった場合は爆発して消滅し、そのまま次のステージへ行く。
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また、エクストラステージ(ボーナスステージ)が存在し、古代惑星・生命惑星の特定の場所から突入できる。ボスの艦内またはエクストラステージ内でミスをすると、自機を1機失った後に次のステージの初めに飛ぶ。
{|
|-
! Stage
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