「ショッカーライダー」の版間の差分

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各種資料より加筆。
仮面ライダー怪人大画報より加筆。
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オリジナルは特撮テレビ番組『[[仮面ライダー]]』に登場。シリーズ初の仮面ライダーの偽物であり{{Sfn|常識|2012|pp=114-115|loc=「仮面ライダーのニセモノってどんなヤツ」}}<ref name="常識乱世">{{Harvnb|常識 乱世激闘篇|2013|pp=130-135|loc=「黄色いマフラーはフェイクのしるし? ニセライダーたちの軌跡」}}</ref>、悪の仮面ライダーの元祖ともされる{{Sfn|常識|2012|pp=46-47|loc=「悪の仮面ライダーってどんヤツ?」}}。
 
ショッカーライダーの原点は[[仮面ライダー (漫画)|石森が描いた漫画版]]に登場する「12人の仮面ライダー」{{efn|name="manga"|敵組織(漫画ではショッカー)が制作した仮面ライダー1号と同タイプの敵キャラクターという設定などは同じものの、漫画『[[仮面ライダー (漫画)|仮面ライダー]]』ではショッカーライダーの名称は使われていない。}}であると紹介されることもあるが{{Sfn|大全集|1986|p=139}}<ref name="OFMSP231">{{Harvnb|OFM 特2|2005|p=31|loc=「大怪人図録 PART II ネコヤモリ/カナリコブラ/ネズコンドル1号/ネズコンドル2号/ムカデタイガー/ショッカーライダー(1号-6号)」}}</ref><ref name = "超辞典398">{{Harvnb|超辞典|2011|p=398}}</ref>、『仮面ライダー』プロデューサーの[[阿部征司]]はれを否定している<ref name="怪人大画報168">{{Harvnb|怪人大画報|2016|pp=168-171|loc=「仮面ライダーを育てた三賢人II 運営賢者 [[阿部征司]]」}}</ref>。しかし、後年の作品では漫画版とテレビ版へのオマージュとして、後の作品にも設定が変更されて登場しているものもある。
 
== 各作品でのショッカーライダー ==
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改造人間としての基本性能は本物の仮面ライダーと同等でも、自己の強さに慢心せず常に鍛錬を重ねてきた彼らとは、技の精度で差が開いていた{{refnest|カルビー『仮面ライダースナック』付属仮面ライダーカードNo.425「なぜライダーはつよい!」<ref name="CARDa" /><ref name="CARDb" />}}。また、ショッカーライダーは6人とも互いを信じていないため、新1号と新2号のように力を合わせることができない{{refnest|カルビー『仮面ライダースナック』付属仮面ライダーカードNo.426「ふたりのライダーの弱点」<ref name="CARDa" /><ref name="CARDb" />}}。そのため、人数の優位も活かせずに敗れたとされる。
 
* 初登場時は「にせ仮面ライダー」と表記されていた。各個体名は、第93話では「No.◯」と名乗っているが、第94話のオープニングクレジットでは「◯号」と表記している<ref name="OFMSP231" />。前者はアフレコ時のアドリブによるもので、正式な表記は脚本での表記である後者とされる<ref name="怪人大画報" />。
* スーツはそれぞれ新1号の予備スーツを流用したもので{{Sfn|大全集|1986|p=49}}<ref name="OFMSP231" />、3号と6号のスーツはビニールレザー製である<ref name="OFMSP231" />。
 
* ショッカーライダーの登場は、年末年始での視聴率低下対策として導入されたものである<ref name="怪人大画報168" />。この時期、毎日放送は次作『[[仮面ライダーV3]]』の準備に注力していたため、内容は東映側の主導で決定された<ref name="怪人大画報168" />。仮面ライダーの偽物という案は、メインライターの[[伊上勝]]によるものである<ref name="怪人大画報168" />。プロデューサーの[[阿部征司]]は、ショッカーライダーありきの展開ではなく、伊上が得意とする秘宝争奪戦の中で動かしやすいキャラクターとして創作されたものであったと述べている<ref name="怪人大画報168" />。
スーツはそれぞれ新1号の予備スーツを流用したもので{{Sfn|大全集|1986|p=49}}<ref name="OFMSP231" />、3号と6号のスーツはビニールレザー製である<ref name="OFMSP231" />。
 
; ショッカーライダー1号