「潮干狩り」の版間の差分

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=== 貝採りの工夫 ===
[[二枚貝]]の種類によって[[水管]]を出す穴の形が異なるので、それらを観察することで狙ったものを採ることができる。例えばアサリは呼吸のために砂の中から入水管と吸水管を出して「アサリの目」と呼ばれる小さな穴見られるため居場所の目安となる<ref>西野弘章『海遊びの極意』つり人社、2008年</ref>。また中でも[[マテガイ]]の捕獲には独特の方法が用いられる。大き目の[[スコップ]]や[[シャベル]]で砂を掘ると小さな穴が開いており、潮が吹いていることがある。これがマテガイの棲息する穴であれば、[[食塩]]を一摘み入れると貝がニュッと飛び出してくる。この一瞬を捉えて指で抜き取るのである。これは穴の中で水管などを露出し[[呼吸]]しているマテガイが高濃度の塩分に驚き、[[貝柱]]を急激に収縮させる習性を利用したもので、わざわざ砂泥を掘らずに採れるユニークな方法として知られる。
 
=== 注意点 ===