「ゴジラvsキングギドラ」の版間の差分

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: 本編の主人公。23世紀・地球均等環境会議の穏健派メンバー。25歳。日本人女性で、1992年に MOTHER でウィルソンやグレンチコらと共にタイムワープしてやって来た。当初は現代人への警告名目でウィルソン達に同行し、ゴジラを抹殺する作戦に協力した。しかし、新たに出現させたキングギドラで、現代の日本を攻撃して国力を消耗させようとするウィルソン達に反発し、寺沢達に協力する。
: 自分を力ずくで連れ戻そうとしたM11に野次をぶつけまくりながら追い払おうとしたり、メカキングギドラに乗り込んでゴジラに戦いを挑むなど、気丈でアクティブな女性である。
: 実は、後述する寺沢の子孫である。本編では寺沢本人に言うことはなかったが、ノベライズ版では別れの直前に画面越しに述べている。
: ノベライズ版では、寺沢と千晶の結婚パーティーにコッソリ現れ、受付に自分と母親の写真が入ったペンダントを千晶に渡すように頼んだ。
; 寺沢 健一郎
: [[超常現象]]専門のノンフィクションライター。33歳。「[[太平洋戦争]]時代に恐竜を見た」というネタを追っていくうちに、ゴジラ誕生の仮説を立て『ゴジラ誕生』という本で出版しようとしたことから、今回の一件に深く関わっていく。
: 都会の外れに自らが書いた[[超能力]]の本での収入で建てた一軒家に住んでいるクールな青年ライターだが、ウィルソンを殴り合いで倒すほど、血気盛んで腕っ節も強い。
: 結局、『ゴジラ誕生』は記録に残るほど話題にはならなかったが、ノベライズ版ではエミーが歴史をいじったため、国際的な大ベストセラーとなった。
; 三枝 未希
: 超能力者で国立超科学研究センターのゴジラチームのメンバー。20歳。[[ビオランテ]]との戦いで日本海に追われたゴジラを2年以上監視し続けていた。
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; 森村 千晶
: 雑誌『[[ムー (雑誌)|ムー]]』の編集記者で、寺沢の恋人。29歳。寺沢と共に、真崎や新堂の元を尋ねて取材を行う。ゴジラやキングギドラの一連の事件には直接関わっていないが、ラストシーンで23世紀へ帰るエミーが乗る KIDS を寺沢と2人で見送る。
: 本編ではエミーとの血縁関係ははっきりしていないが、ノベライズ版ではエミーの母親が千晶と瓜二つであり、2人の血縁関係が示唆されている。
; 土橋 竜三
: [[内閣安全保障室]]室長。50歳。保障室内にGルームを再編成した中心人物で、想像を超える2大怪獣の対策に就く。キングギドラに対抗するため、ゴジラを再び誕生させてはと提案してしまう一幕もあったが、自身で決行するには至らない。
: 次作『[[ゴジラvsモスラ]]』では国家環境計画局に出向する。
; 真崎 洋典
: [[古生物学|古生物学者]]で東都大学古生物学教授(ノベライズ版では、寺沢の大学の先輩でもある)。48歳。穏やかな人柄で、恐竜を専門とし、一部の恐竜は6550万年前の大量絶滅を生き延びたとする恐竜生存説を提唱している。寺沢の取材を受けたことから、寺沢や未希と共にゴジラ抹殺作戦に参加することとなる。その後も、国立超科学研究センターに出向して協力する。
; ウィルソン
: 23世紀人で地球均等環境会議の過激派メンバー。40歳。20世紀の日本の国力を消耗させる作戦を遂行するため、地球連邦機関の MOTHER を奪い、1992年にグレンチコ達と共にやってきた。日本の将来を救うためと偽りゴジラを歴史から抹殺した後、自分達が操るキングギドラで日本を攻撃する。エミーの裏切りにより作戦は失敗するが、それを笑い飛ばし「キングギドラはもういらない。我々の目的はゴジラが達してくれる」と言い放つ(現に歴史改変後の23世紀では日本はゴジラにより滅ぼされ最貧国となっていた)。
: 最期はエミー達に殴り飛ばされた後、MOTHER ごと網走にいるゴジラの目前に転送され、熱線で吹き飛ばされて死亡する。
; 林田
: [[内閣総理大臣]]。自らが中心となってウィルソン達と会談するが、彼らの本当の目的がキングギドラの力で現代の日本を支配することだと知ると、怒りをあらわにする。ノベライズ版では、新堂とは大学の同級生であり本編でも交流があり、映画より登場が多い
; 池畑 益吉
: 博多で焼き鳥屋台「らごす」を営む老人。太平洋戦争中は新堂の部下の日本兵で、ラゴス島にてゴジラザウルスに遭遇する。その時の経験を博覧会「恐竜ワールド」で勝手に抗議・演説したことを機に、寺沢の取材を受ける。
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: ゴジラが復活してキングギドラを一度倒した後はGルームを退席するが、一連の事件を寺沢達と最後まで見送る。
; 新堂 靖明
: 帝洋グループ会長。75歳。「恐竜博士」を自称する部類の恐竜マニアだが、太平洋戦争中は[[大日本帝国陸軍|日本陸軍]][[少佐]]、ラゴス島守備隊隊長だった。部隊はアメリカ軍の猛攻の前に[[玉砕]]寸前だったが、戦闘中に現れたゴジラザウルスがアメリカ軍を蹴散らしたために事実上救われ、ラゴス島撤退直前には傷ついたゴジラザウルスに涙を流しながら謝意と敬礼を送る。復員後は帝洋グループを創設して日本を経済大国として復興させたが、自らの企業に[[原子力潜水艦]]を所有させてしまうなど、その企業倫理は破綻していた。改変前の未来では、帝洋グループは世界最大の企業グループになっていた。
: キングギドラへの対抗手段としてゴジラを復活させるため、前述の原潜をいち早くベーリング海へ向かわせる。自分を救ったゴジラザウルス=ゴジラを「救世主」と半ば神聖視していたが、やがて自らの認識錯誤を悟り、新宿の本社ビルに1人残ってゴジラと再会。見つめ合い、幾度かのうなずきの後に放射熱線を受け爆死する(ゴジラもすぐには熱線を吐かず、新堂を凝視し咆哮を上げた末に熱線を吐いた)。