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{{存命人物の出典明記|date=2010年5月<!-- 4日 -->}}
{{Portal|舞台芸術}}
[[ファイル:Sylvie Guillem & Russell Maliphan.jpg|thumb|250px|シルヴィ・ギエムとラッセル・マリファント(2010年)]]
'''シルヴィ・ギエム'''('''Sylvie Guillem''', [[1965年]][[2月25日]] - )は、[[フランス]]・[[パリ]]生まれの[[バレエダンサー]]。 100年に1人の逸材とまで称される現代バレエの女王。
 
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外部からのオファーがあっても受けることの許されない契約と束縛に不満が募り、[[1988年]]、パリ・オペラ座バレエ団を電撃退団。フランスでは「国家的損失」とまで言われた。同年[[イギリス]]に移り、[[ロイヤル・バレエ団]]のゲスト・プリンシパルとして活躍。フリーとして頻繁に日本にも訪れるようになる。2001年、『ブロークンホール』で[[オリヴィエ賞]]受賞。
 
パリ・オペラ座時代より積極的に[[コンテンポラリー・ダンス]]に取り組む。『[[白鳥の湖]]』のオデット/オディール、『[[ドン・キホーテ]]』のキトリ、『[[グラン・パ・クラシック]]』などのクラシック・バレエ全般はもとより、[[モーリス・ベジャール]]の『[[ボレロ (ラヴェル)|ボレロ]]』、『シシィ』、[[ウィリアム・フォーサイス (バレエダンサー)|ウィリアム・フォーサイス]]の『[[インプレッシング・ザ・ツァー|In the Middle, Somewhat Elevated]]』など多くの代表作を持つ。振付も手掛け、1998年に[[フィンランド国立バレエ団]]のために独自の解釈と演出によって『[[ジゼル]]』を振り付け、好評を得た<ref name="ダンスマガジン2001-10-60-67">[[#2001年10月号|『ダンスマガジン』2001年10月号、pp.60-67.]]</ref><ref name="バレエ82-83">[[#バレエ|『バレエ』隔月刊vol.19(2001年5月1日)、pp.82-83.]]</ref>。フィンランド国立バレエ団は、2001年1月に行われたパリ公演でこの作品を上演して成功を収めた<ref name="ダンスマガジン2001-10-60-67"/><ref name="バレエ82-83"/>
 
[[2015年]]、[[ローレンス・オリヴィエ賞]]・特別賞受賞<ref>{{cite web|url=http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2015/04/16_03.php|title=2015年ローレンス・オリヴィエ賞が決定|publisher=シアターガイド|date=2015-04-16|accessdate=2015-04-17}}</ref>。同年、[[高松宮殿下記念世界文化賞]]受賞。また、同年末をもって引退を表明。世界各地のファイナルツアーの締めくくりとして12月に日本でさよなら公演を行い<ref>[http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2014/08/15_03.php バレエダンサーのシルヴィ・ギエムが引退へ(シアターガイド、2014年8月15日)]</ref>、12月31日にはラストステージとして「[[東急ジルベスターコンサート]] 2015-2016」に特別出演。[[大晦日]]の年越しカウントダウンで最後の『[[ボレロ (ラヴェル)|ボレロ]]』を舞い、[[テレビ東京]]系で[[生中継]]された<ref>[http://www.bunkamura.co.jp/topics/orchard/2015/10/_2015-2016.html 【速報】『東急ジルベスターコンサート 2015-2016』公演決定!(Bunkamura、2015年10月21日)]</ref>。
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== 脚注 ==
{{Reflist}}
 
== 参考文献 ==
* {{Anchors|2001年10月号}}ダンスマガジン 2001年10月号(第11巻第10号)、[[新書館]]、2001年。
* {{Anchors|バレエ}}バレエ 隔月刊vol.19 2001年5月1日(第10巻第3号)、[[音楽之友社]]、2001年。
 
== 外部リンク ==
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*[https://courrier.jp/news/archives/7189/ シルヴィ・ギエム「引退を決めたのは自分に失望したくないし、見る人も失望させたくないから」]
 
{{commonscat|Sylvie Guillem }}
{{Normdaten}}