「マツダ・RX-8」の版間の差分

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[[File:RX-8 SE3P-DOOR FULL OPEN.jpg|thumb|全開状態。インテリアは限定色]]
[[File:RX-8 SE3P-BACKDOOR.jpg|thumb|後部ドア<br>ドアノブと前席用シートベルトに注目]]
RX-7の後部座席は「ワンマイルシート」と揶揄されるような補助的なもので、乗員の長距離移動には不向きだったが、RX-8では[[アメリカ合衆国]]などの保険の関係により4ドアが[[フォード・モーター|フォード]]側の絶対条件であったため、大人4人が乗れるパッケージが求めれた。しかし、4ドアにすると車体が大きくなり重量も増し、ロータリースポーツの旨みである「軽快さ」がスポイルされてしまうので、前後ドアが[[観音開き]]になる「フリースタイルドア」を採用した。後部ドアのアウターパネルは、軽量化のためにアルミ製とされた。後部ドアには、[[ピラー]]と呼ばれるボディーの上下を結ぶ骨組みが組み込まれたビルトインピラーを他社に先駆け採用した。これによって開口部拡大による車体の剛性低下を防いでいる。後部ドアのドアノブは室内側にのみ存在し、前部ドアが開くことによって初めて開閉が可能となり、前部ドアが後部ドアをロックする役割も兼ね備えている<ref name="hyperrev185"/>。後部座席への乗り降りには、フロント側のドアを先に開ける事が必須条件になっている(前席の乗員がいない場合には、前席シートを倒した後で身を乗り出してフロント側ドアを開けることで単独降車は可能であり、助手席側後部座席には、助手席シートを倒すレバーも付いている){{Refnest|group=補足|4ドア形式はマツダ独自であるが、片側のみの3ドア形式であれば[[サターン・Sシリーズ]]のクーペモデルや初代[[トヨタ・bB]]のオープンデッキなどに前例がある。}}。前席のシートベルトは後部ドアに取り付けてある為、後部座席へ乗り降りするためには、前席搭乗者のシートベルトも着脱する必要もある。
 
=== エンジン ===