「フン族」の版間の差分

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Hemachida (会話 | 投稿記録)
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ヨルダネスはフン族について以下のように述べている。
 
{{quotation|元々は沼沢地に住んでいた野蛮な種族で矮小で汚らしく、弱々しい部族であり、かろうじて人間で、そして他者をうんざりさせる言語だが、僅かに人間の言葉に似ている。|『ゴート人の事跡』XXIV (122) <ref>Jordanes. http://www.acs.ucalgary.ca/~vandersp/Courses/texts/jordgeti.html The origins and deeds of the Goths XXIV (122), translated by Charles C. Mierow</ref>}}

{{quotation|フン族は恐怖によって敵を逃げ出させた。なぜなら彼らの浅黒い顔つきは恐ろしく、そして彼らは寧ろ巨大な不細工な塊とも言うべき顔、針の孔とも言うべき眼である。彼らの強健さはその野蛮な外見に現われており、惨たらしいことに彼らは赤子が生まれたその日に剣で男子の頬を切開し、彼らは母乳の滋養を受ける前に傷を耐えることを学ばねばならない。従って成年になってもその切痕のために鬚なしの醜態の相を示す。彼らの背丈は短く、身動きは素早く、機敏な騎手で、肩幅は広く、弓矢を用いるのに巧みであり、そして誇りを持って常に直立した頑丈な首を持っている。彼らは人間の形をしているが、野獣の獰猛さを有している。|『ゴート人の事跡』XXIV (127-8) <ref>Jordanes. http://www.acs.ucalgary.ca/~vandersp/Courses/texts/jordgeti.html The origins and deeds of the Goths XXIV (127-8), translated by Charles C. Mierow</ref>}}
 
フン王アッティラと会見した[[東ローマ帝国]]の[[プリスクス]]の所伝を引用したヨルダネスは「アッティラは背が低く、胸は広く、巨大な顔を持ち、眼は小さくて落ちくぼみ、髯は薄く、鼻は低く、顔色は黒ずんでいた」と記しており、フンがモンゴル型種族([[モンゴロイド]])であったことを示している<ref>内田、p154</ref>。