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{{出典の明記|date=2012年9月}}
'''総当たり攻撃'''(そうあたりこうげき)とは、[[暗号解読]]方法のひとつで、可能な組合せを全て試すやり方。力任せ攻撃、またはカタカナ[[片仮名]]で'''ブルートフォースアタック'''(英:Brute{{lang-en-short|Brute-force attack)attack}})とも呼ばれる。
 
== 概要 ==
総当たり攻撃とは、[[暗号]]や[[暗証番号]]などで理論的にありうる[[パターン]]全てを入力し解読する[[暗号解読]]法。例としては、[[自転車]]のチェーンロックや[[トランク]]の[[ダイヤル錠]]を、全ての番号の組み合わせ(4桁なら0000から9999まで)を片っ端から試す方法と同じで、この「片っ端から」でいずれ正解に行き着こうというものである。
 
人間による操作ではとても気が遠くなるほどの時間と肉体的・精神的な負荷がかかるような回数の計算を[[コンピュータ]]にまかせ、時間の許す限り[[パスワード]]の検証等を行う行為が[[コンピュータセキュリティ]]分野で良く知られている。時間的制約が無い限りは、確実にパスワードを[[クラッキング (コンピューター用語)|クラック]]する方法である。
 
類似する暗号解読方法としては、「人間が発想するパスワード」はワンパターンな事が多いため、予め予想される候補を優先的に組み合わせて検証していく[[辞書攻撃]]等があり、一部ハッカーなどは「良く的中する効率が良い[[辞書]]」の育成の為に、「過去の流出したパスワードからの傾向性分析」などに血道をあげる者もおり、あるいはどちらの辞書が優秀か、ハッカー同士で競い合うケースもある。実際には、総当たり攻撃と辞書攻撃を組み合わせて、総当たりしつつも確率が高いワードから取り掛かり、時短を図るケースも多い。
 
==メリット==