「チェスキー・ワイアーヘアード・ポインティング・グリフォン」の版間の差分
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1984年に誕生した、割と新しいほうの犬種である。アメリカへ送られた万能鳥猟犬種、'''[[フレンチ・ワイアーヘアード・ポインティング・グリフォン]]'''の[[遺伝子プール]]改善と犬質向上を目的として、[[チェスキー・フォーセク]]を異種交配して作出された。
尚、新種容認派の愛好家は、本来のフレンチ・ワイアーヘアード・ポインティング・グリフォンを本種と区別するために、'''「フルブラッド・グリフォン」'''と呼んだ。「フルブラッド」は'''「純血」'''を意味しており、論争当時は厳重な管理化の下で[[繁殖]]が行われていた。まれにフルブラッド・グリフォンがフレンチ・ワイアーヘアード・ポインティング・グリフォンとは別種であるといった旨を記す資料も存在するが、それは誤りである。
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現在はアメリカ国内でも なかなか注目されることのない希少犬種で、本種より原種のほうが大きな人気を得ている。多くの犬が実用犬として飼育されていて、ペットやショードッグとして飼育されているものは数少ない。FCIにはフレンチ・ワイアーヘアード・ポインティング・グリフォンの[[亜種]]・[[変種]]であるとみなされていて、公認されていない。アメリカ国外では飼育されていない。
== 特徴 ==
その姿は原種に非常によく似ているが、脚の長さや気質等に違いがあり、原種よりわずかに長い垂れ耳を持つ。尾は垂れ尾だが、半分ほどの長さに断尾される。マズルは短めで、[[顎鬚]]、[[口髭]]、[[眉毛]]はふさふさしている。筋肉質の引き締まった体つきで、背は平ら。足は細く、原種よりわずかに長い。コートは短く、とげとげした硬いラフコートで、厚いため茨だけでなく寒さにも強い。毛色はブラウンローン・アンド・ブラウンやブラックローン・アンド・ブラックなど。大型犬サイズで、性格は主人家族に忠実で友好的、仕事熱心である。見知らぬ人には警戒するが、基本的には人懐こく、しつけもよく入り、家庭犬として飼育するのにも適している。
== 参考文献 ==
『デズモンド・モリスの犬種事典』デズモンド・モリス著書、福山英也、大木卓訳 誠文堂新光社、2007年
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