「蓄音機」の版間の差分

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Rainbow114 (会話 | 投稿記録)
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=== エジソンの蓄音機 ===
音楽を生ではなく録音再生する製品として最初に登場したのがエジソン<ref>[[トーマス・エジソン]]</ref>の蓄音機で、円柱の蝋管に音を深さで刻む[http://www.tactec.co.jp/classic_audio/11_phonograph_recorder.html 蝋管式蓄音機]で、音を出すには音の溝を針でなぞってそのまま機械的に振動板へ振動を伝える構造で、振動板の中心点に接着してある紐が引っ張って振動を伝える仕組みになっています。具体的にはとても複雑な仕組みで角度とか長さとかが厳密に設計されていて大変精巧な作りになっています。
この音を出すパーツをサウンドボックス、あるいはレプロでューサーといい、今でいえばスピーカーに相当するパーツで、振動板は現在のスピーカーの振動板が平行往復運動するのと違い、振動板の中央の点で駆動されるので振動板は撓み運動で音を出しています。この振動板の中央を点で駆動する仕組みは[http://hizumishindo.blog.fc2.com/blog-entry-70.html マグネチックスピーカー]も同じで、戦後のダイナミックスピーカーが出るまで続きました。
 
=== 日本の蓄音機 ===