削除された内容 追加された内容
Kurirai1 (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
RJANKA (会話 | 投稿記録)
33行目:
正確に言えば、[[散弾銃]]のサイズは番号と呼び口径というのは間違いであるが、ほぼ同じ意味で用いられるのでここで説明する。
 
すなわち散弾銃のn番とは、1/n[[ポンド (質量)|ポンド]]の[[球]]形の[[鉛]]の直径であり、その球弾が適合する[[銃砲身|銃身]]の内径を言う。[[英語]]ではゲージ(gauge)という。数字が小さいほど大口径ということになる。競技用や[[狩猟]]用に広く世界的に用いられる散弾銃は12番口径で、その口径は約18.5mm、大型獣の狩猟に用いられる10番では約20mmとなる。その昔に[[水鳥]]撃ちで用いられた[[パントガン|パント銃]]([[ボート]]の[[船首|舳先]]に据え付けて用いる[[銃]]。一発で多数の猟果があがる)は、1番や2番といった大口径となっており、[[インチ]]を超えるものはそのまま内口径長で表されていた。例外的に[[アメリカ合衆国|米国]]で競技用に開発された410番は[[弾薬]]の直径をインチで表したもの、すなわち0.410インチであることからこう呼ばれている。
 
ちなみに散弾銃は、複数の散弾を納めた[[弾薬]]を発射する銃であるが、その散弾にも粒径による規格がある。[[欧米]]では大別して鳥撃ち用(Birdshot)と鹿撃ち用(Buckshot)に分けられ、各サイズを[[散弾銃#用途による種類|英数字で表している]]。鳥撃ち用の場合、数字が大きくなると散弾の直径が0.01インチずつ小さくなってゆく。この規格はそのまま[[日本工業規格|JIS]]に取り込まれているが、そのサイズは[[メートル法]]に丸められている。たとえばBBは0.18インチで4.57mmだが、JISでは4.5mmとなっている。なお、このBBは[[遊戯銃]]で用いられている[[BB弾]]とはサイズが異なる。また、JISでは数字には「号」をつけて1号、2号のように呼称するが欧米では特に何もつけずに表記される。7-1/2などの端数に号をつけると煩雑になるので「7半」のような表記も行われる。鹿撃ち用の場合も数字が大きくなると直径は小さくなるがその単位は一定しておらず、0.01-0.03インチが用いられる<!--この規格も弾の重量が関係するらしいのだが諸説あってはっきりしないのでこの版では記述せず将来の課題とする-->。