「ウンデット・ニーの虐殺」の版間の差分

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image depicts Oglala Big Foot, not Lakota Big Foot
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== 「ゴースト・ダンスの上着」の返還 ==
1999年8月1日、[[スコットランド]]の[[グラスゴー]]にある[[w:Kelvingrove Art Gallery and Museum|ケルビングローブ美術館・博物館]]から、[[スー族]]に対し、「ゴースト・ダンスの上着」の返還が行われた。この「ゴースト・ダンスの上着」はケルビングローブ美術博物館館長のパトリシア・アレンによれば、「ウーンデッド・ニーの虐殺」で死んだ戦士から剥ぎ取られ、1891年に[[バッファロー・ビル]]の「野生の西部ショー」のグラスゴー巡業の際に、ショーの通訳だったジョージ・クレイガーという人物によって[[w:Moccasin|モカシン]]や他の物品とともに「インディアンの珍奇品」として同博物館に持ち込まれたものである。
 
1992年9月、英国ツアー中に当博物館を訪れ、これを発見したジョージア州ウッドストックのインディアン弁護士、ジョン・アールによって、この遺品のスー族に対する返還要求が起こされた。同博物館では当時、「[[クリストファー・コロンブス|コロンブス]]によるアメリカ“発見”500周年記念展示」として、マクミラン・ギャラリーで「ゴースト・ダンスの上着」が展示されていた。アールは帰国後、スー族の遺族会にこれを報告し、アート・ギャラリーと博物館を管轄するグラスゴー地区議会の管理部門までたどって、ジュリアン・スポールディング館長に手紙を書き、正式に博物館側に遺品の返還を要求。しかし博物館はこれを拒否した<ref>『Herald Scotland』(1993年11月15日記事)</ref>。