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'''in vitro'''の[[語源]]は[[ラテン語]]で「[[ガラス]]の中で」、意味は「[[試験管]]内で」。「イン・ビトロ」と読む。
 
[[分子生物学]]の実験などにおいて、試験管内などの人工的に構成された条件下、すなわち、各種の実験条件が人為的にコントロールされた環境であることを意味する。対立する概念は[[in vivo]]である。
 
理想的には、培地や溶液の内容物の種類及び量について全て明らかであり、未知の条件が殆ど無いと言えるケースである。
 
In vivoとin vitroとの区別は研究分野によって多少異なる。個体あるいはその組織・臓器を対象としている[[生理学]]などでは、個体を扱えばin vivo、それから取り出した組織等を扱えばin vitroとなる。一方細胞以下のミクロな対象を扱う[[細胞生物学]]や分子生物学では、[[培養]]した細胞を扱えばin vivo、細胞から取り出した[[細胞内器官]]や物質([[DNA]]や[[蛋白質]])を扱えばin vitroということが多い。つまりどのレベルを「生きている」と見るかの違いである。
 
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