「ルノー R40」の版間の差分

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== 開発と生産 ==
1935年以降、[[歩兵]]支援用軽戦車の主力として量産が行われていたR35だが、これは試作段階より、足回りに掛かる重量配分が不均衡で不整地走行能力が低いという欠点を抱えていた。その欠点を克服するため、ロレーヌ、AMX、そしてルノー自体からも、いくつかの改良提案がなされていた。
 
1938年にロレーヌ、AMX、ルノーの改良案を元に試験が行われた試験、その結果AMX製のもの走行装置が優れていると判断され、1939年2月''Char léger Modèle 1935 R modifié 1939''(1939(軽戦車-1935年式-R-1939年改)」としてAMX案が採用された。
 
新型の足回りは、[[ルノー D2]]中戦車のものに非常に似通った形式で、片側12個の小転輪を2つずつ連結、さらにその2組を3本の垂直サスペンションで支えた。多くの資料では、これをD2同様に垂直コイルスプリングによる懸架としているが、この点疑問もある<ref>"RENAULT R35/R40, TRACKSTORY No.4"に掲載された図版によれば、2組のボギーの連結にリーフスプリングが用いられ、3本のメインとなるサスペンションはラバースプリングが用いられているように描かれている。</ref>。なお、転輪2つを連結したボギーごとに、計6本のショックアブソーバーが付けられている。